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東京脱出でコロナ疎開?リスクと注意点を検証【緊急事態宣言】

東京脱出でコロナ疎開?リスクと注意点を検証【緊急事態宣言】

どうも、こんにちは!声楽家&ブロガー&ボイストレーナーのとらよし(@moritora810)です。どこもかしこもコロナウイルス関連の話題しか目に入りません。7都市圏では緊急事態宣言も発令されました。また、昨日Twitterを見ていたら、東京脱出やコロナ疎開というワードがトレンドになっていました。

どうやら、緊急事態宣言に合わせて、東京在住の方が、実家のある地方に脱出して疎開する、あるいは、地方で一定期間疎開するような意味のようです。今回はこの東京脱出とコロナ疎開について、その感染拡大のリスクと注意点について検証したいと思います。

東京脱出?東京における地方出身者の割合は?

今はコロナウイルスの影響で仕事が激減していますが、それでも東京は日本の首都で仕事が数多くあります。そのため、地方から上京をして進学や仕事のために住んでいる方々が沢山います。その割合は、国の人口調査によると約45%前後にのぼるということです。つまり、東京在住の約半分が東京以外の地方からの出身なんですね。

東京に在住している方々、あるいはもともと東京が出身であっても祖父や祖母が地方の出身ということもあるため、おそらく7~8割の方々が地方になんらかのコネクションがあり、帰省をしたり身を寄せる場所があると考えられます。

都市部から地方へ広がった感染拡大

新型コロナウイルスは中国の武漢で流行がはじまりましたが、実は中国はその時期「春節」と呼ばれる日本のお正月のような時期でした。春節ではどんなに忙しいビジネスマンでも、海外留学中の学生であっても、その大半が実家に帰省するタイミングです。

そのため、この春節によって、流行地の武漢にいた多くのビジネスマンが中国全土に移動したことでコロナウイルスの感染が拡大したと言われています。

またこれと同様に、イタリアでも都市部から地方へ人の移動をしたことにより、より感染が拡大したといわれています。中国もイタリアも家族という単位を非常に重要視している点が興味深いです。

東京脱出のリスクは?コロナ疎開を検証

それでは緊急事態宣言が出されている東京などの首都圏から、感染者の少ない地方へ脱出・コロナ疎開した場合のリスクについて考えていきましょう。具体的にコロナ疎開で東京脱出をした場合のリスクには以下のようなものが挙げられます。

  • 自分が感染源となって他人に移すリスク
  • 移動などによって自分が感染するリスク
  • コロナ疎開によって他人からバッシングされるリスク
  • 現在の仕事やライフスタイルを変更しなければいけないリスク

自分が感染者か分からないコロナウイルスの怖さ

はじめに必ず押さえておきたいポイントが、今回のコロナウイルスは自分が無自覚・無症状の感染者の場合でも他人に感染を拡大させてしまう場合があるということです。

まさにこれが中国とイタリアで感染拡大の引き金となってしまった部分で、感染したとしても無自覚で他人に移してしまうリスクがあります。厚生労働省によると潜伏期間は以下のように定義されています。

問25  潜伏期間はどれくらいありますか?

WHOの知見によれば、現時点で潜伏期間は1-14日(一般的には約5日)とされており、また、これまでのコロナウイルスの情報などから、未感染者については14日間にわたり健康状態を観察することが推奨されています。

厚生労働省のホームページより

そのため、無自覚であってもその期間でも他人に感染のリスクがあるのがコロナウイルスの怖いところです。もちろん、自分が感染源となって家族や地方で感染を広げてしまう可能性があります。

移動などによって自分が感染してしまうリスク

次に問題になるのが、今感染していなくても地方へ移動する道中でコロナウイルスに感染してしまうリスクです。ただし移動に関しては、1人で車を使って移動する場合と、電車やバス、飛行機などの交通公共機関を使用するかどうかでそのリスクが異なるといえるでしょう。

もし車で移動する場合には、問題となるのは途中のパーキングエリアなどなので、そこで感染対策を徹底すれば他者から感染するリスクは低いといえます。

コロナ疎開によって他人からバッシングされるリスク

東京脱出に成功してコロナ疎開したとしても、感染が分かれば他人からバッシングされるリスクがあります。それは東京に留まった人たち、またはその地方の人たちからです。そのため、もしコロナウイルスに感染した場合でもそのリスクを容認できなければコロナ疎開はおすすめの方法とは言えないでしょう。

現在の仕事やライフスタイルを変更しなければならないリスク

このコロナウイルスの感染拡大や、お店などの営業自粛によって、既に多くの人たちは仕事やライフスタイルの変更を余儀なくされています。そのため、この部分はリスクになるかどうかと言われると微妙な問題ですが、一度東京を離れて地方に移住してしまうと新しい仕事を探したり、ライフスタイルを変更しなければいけないリスクもあるかもしれません。

ただし、逆に東京脱出によって、こういった感染症が流行していても強い新しい仕事に出会えることもあるため、この部分は一長一短と言えるかもしれません。

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東京脱出とコロナ疎開のまとめ

東京脱出とコロナ疎開をする検討する場合には以下の要件が推奨されます。

  1. 自宅で2週間、人と会わないようにしながら生活を行う
  2. 車を使って人と会わないように疎開する

あるいは、移動でどうしても交通公共機関を使用するという場合には以下の方法が現実的と言えるでしょう。

  1. まず移動を行う。
  2. 疎開先で2週間の自主隔離、人との接触を避ける。

もちろんこれらは、手洗いうがいを行う、マスクを着用するといった最低限の感染予防策を行った上での要件です。

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しかし、何の予防策もせずに東京を脱出して地方へ行った結果、自分が感染源となって感染拡大となればそれは非難の対象になるのは当然と言えます。そのため、もし東京脱出やコロナ疎開を考えている方がいるのであれば、上記の方法などを使って実施するのが良いのではないかと思われます。

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まだ終息がいつになるかは不透明ですが、コツコツと頑張っていきましょう!それではまた!

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