第一印象は声から!恋愛やプレゼンでも使える愛され声のお話〈声と印象〉

2020年2月12日

第一印象は声から!恋愛やプレゼンでも使える愛され声のお話〈声と印象〉

どうも、はじめまして!ボイトレ講師&ブロガーのとらよし(@moritora810)。私は音楽大学を卒業し、大学院、ドイツ留学と音楽を少なくとも10年間勉強してきました。普段は演奏活動をしながらボイストレーニングの講師としても仕事をしています。これまでに200人以上の方々の声と向き合ってきました。

この記事では、声を変えることでコミュニケーション能力が高くなること、第一印象が良くなること営業やプレゼンでも良い成績をあげられること異性にもモテモテになるという、一石百鳥の声のお話をしたいと思います。声を変えることで、人から愛される、あるいは自分に愛される(自己肯定感を上げる)こともできます。人は第一印象を見た目などの容姿ではなく、声で感じ取っていると言われています。そして第一印象が良い人はやっぱり好い人が多いですよね!

今回の記事では、「全くの初心者です!」「声について学びたい!」「歌手を目指しています!」「役者です!」という、初心者~プロ志望まで幅広く使える声と第一印象についてのお話をしたいと思います。少し長いですが、今回のお話は、私が勉強した中で特に重要なポイントをまとめているので、10年分のノウハウが凝縮されています!さぁ、それでは声について勉強していきましょう!

素敵な声って何?

それでは声で第一印象を変えていきましょう。まず声の勉強をするためには「素敵な声が何か」について考える必要があります。なぜなら、どういう声を出すかの目的や目標が定まっていなければ、その声にたどり着くのは難しいからです。その人それぞれの声の身体的な違いや、声帯の大きさ、太さ、長さによる声の特徴はありますが、基本的に目指すべきところは同じです。

それでは「素敵な声」とは一体どういう声でしょうか?ずばり、結論的に述べると、素敵な声というのは「表現力豊かな声」のことです。

「え、それって普段の会話や声を出す時に必要なの?」と思う方もいるかもしれません。しかし、この声にたどり着くことが結果的に、素敵な声・人から愛される声になります。

それでは次に、「表現力豊かな声」というのは具体的にどういう声のことでしょうか?それを理解するには、声の基本的な要素について知らなければなりません。声には主に以下の4つの要素があります。

①声の大きさ(声量)

最初に取り上げるの声の大きさです。声が大きい人もいれば小さい人もいますね。大きい声が出にくい人もいるかもしれません。まず最初にご自分で確認して頂きたいのが、普段自分がどのくらいの声の大きさで人と話しているかということです。

もし普段話している声量がいつも一定なら、それは少しもったいないと言えるでしょう。なぜなら、コミュニケーションでは声量を調整することで様々な効果を演出することができるからです。

例えば、大人数の人に話しかけるときや、とにかくこちらを注目して欲しいとき、あるいはストレスを発散させたいときは大きい声がとても良い効果をもたらします。反対に、大切な話をしたいとき、相手との距離を縮めたいときには小さい声が最大の効果を発揮します。

このように、声の大きさをコントロールできる声のボリュームの幅があるということは表現力豊かな声の最初の要素です。

②声の高さ

次に声の高さ、音程です。声が高い人もいれば低い人もいるわけですが、このように、声の高さを自在に操れるということも表現力豊かな声です。

声の高さについての印象は、例えば高い声は快活で活発な印象を与えます。逆に低い声は落ち着いた印象、しっかりした印象を与えます。このように声の高さも人の印象を左右しています。もしあなたが営業やプレゼンテーションをするときは、普段より高い声を意識するべきでしょう。なぜなら人は、高い声(音)の方が、低い声(音)よりも聴いてしまうからです。また、自然と声量も増えて要求が通りやすくなります。

違う例として、もしあなたが異性を口説きたいならこの高さを「高い→低い」というように持っていくことをお勧めします。高い声で反応することは相手に関心があると印象付けられますし、低い声になればなるほど真剣味が増すからです。最後に真剣な話をしたい人にはお勧めです!

③声の速度

次に声の速度です。声にはテンポというものがあります。話す時のスピードが速い人もいれば遅い人もいます。この部分の表現力が豊かということは、つまり「速くも遅くも話せる」ということを意味します。例えば、相手の話に食いつき気味に素早く反応すれば、相手は自分の話に興味があるんだなと感じます。あるいは、落ち着いてゆっくりと話せば、相手にはおおらかな、器の大きい人なんだと印象付けることができるでしょう。

またこれは相手に速度を合わせることでも効果を発揮します。もし営業の販売などで、相手がお年を召されているのであれば、少しゆっくりと丁寧に話した方が良いと思います。これは心理学におけるミラーリング(相手の反応を真似すること)とも似ていますが、相手と速度を合わせられるのも表現力豊かな声の要素です。

④声の色

最後に声の色、音色と言われるものが声の要素です。これは先ほどまでの3つの要素がダイナミックス的な幅を行き来していたのと異なり、声の雰囲気であったり、「色使い」の問題です。特に歌手や役者の人たちであれば必ず勉強していかなければならない要素です。

いくつか例を挙げると、硬い声、柔らかい声、色っぽい声、子どもっぽい声、浅い声、深い声、熱い声、冷たい声、乾いた声、湿った声…etc.といった具合です。これはシーンによって使い分ける必要がありますが、その場その場に適した声の色を使えるようになれば相当声についての偏差値が高いと言えます。

いわゆるボイストレーニングと呼ばれるものでは、基本的にこの4つの要素(最初は前の3つの要素)をトレーニングして学んでいきます。音量を決めて発声をしたり、音階練習をしたり、早口言葉を練習したり、曲を歌って行くことでもこれらを学ぶことができます。

しかし、こういったトレーニングをする以前に、まず学ぶべき、もっとも大切な声は「自然な声」です。これはあまり着色がされておらず、声を出したときに気持ちよく出る声、自然と出すことの出来る声です。このベーシックな声をまず出せるようになることが次の項目です。

自然な声を出そう

声を出す前に予備知識としてもう少しだけ声について勉強していきましょう。まず声というものは、私たちが呼吸し、肺に入った空気が、再度器官を通って外に排出されるとき、声帯という部分で音を鳴らして口などの道を通って外に出て行きます。呼吸はもちろん、酸素を取り入れて二酸化炭素を外に出しているわけですから、つまり人間は不必要な空気をリサイクル的に声に変えているということです。これもなんだか面白いですね。

さて、それでは自然な声を出すために何が必要かを端的に述べると、それは「身体を使って声を出すこと」です。もちろん、声を出すと言うことは身体活動なので、それだけで身体を使っているのですが、ここでいう「身体を使う」というのは、もっと活発に、より積極的に身体を使って声を出すということを意味しています。

なぜなら、大前提として私たちの声というのは、身体の外に出た後に手を加えることができません。既に出てしまった声については修正がきかないからです。それであれば、そもそも声を良くするという作業は、その前の段階、つまり先ほど触れたプロセスを変化させるより方法がありません。その具体的なやり方が、それらの筋肉を使って、あるいは連動させて声を出すと言うことになります。

腹式呼吸をしてみよう

歌の人は腹式呼吸をしているという話を聞いたことがある人は多いと思います。人間は主に腹式呼吸胸式呼吸というやり方で呼吸を行っています。そして、確かに歌手は腹式呼吸をしている人が殆どです。しかし、ここで勘違いしてはいけないのが、私たちはこの二つの呼吸法を併用しているということです。腹式呼吸をしているから胸式呼吸をしていないわけではありません。ですので、私はこの呼吸についてあまり分け過ぎない方が良いと認識しています。

ただし、歌を歌ったことが無い人や、普段あまり声を出していない人は、腹式呼吸のときに使う横隔膜(おうかくまく)という筋肉があまり動いていないとが多いです。そのため、腹式呼吸をまずは生活の中に取り入れて見ることをおススメしています。

簡単に説明をすると、おへその辺りに手を置いて、息をすべて吐きます。そして息を吸うことをあまり意識せずにお腹を前に出します。まずはこのお腹部分を使えるかどうかが腹式呼吸の1つの目安です。人は立っているときは胸式呼吸、寝ているときは腹式呼吸が優位になるので、是非寝ながら確認することをおススメします!

腹式呼吸について詳しい記事は以下に掲載しているので合わせてご覧ください。

身体と声をつなげてみよう

肺の空気をしっかりと吐いて、それから腹式呼吸ができたら、次にその息を吐きます。簡単にできる方法は、膨らんだお腹部分に手を置いたまま、「ハッ」と声を出してみます。このときに同時に声を出すことが出来れば、普段よりも声量を出すことが出来るはずです。この原理は単純で、腹式呼吸の方が息を多く吸うことができることと、横隔膜が連動して動くことでその筋肉をそのまま息を吐くときに使えるからです。

「ハッ」と声を出したときに、お腹の部分の筋肉がキュッとなっていることを確認してください。普段からその筋肉〈横隔膜〉を連動させた上で呼吸をしたり、声を出すことが最初に目指したい声のメソードです。これが声の基礎であり、歌手の人、声が大きい人、声をコントロールできる人が使っている部分です。この筋肉を普段よりも活発に動かして声のレベルを上げていきましょう!

少しイメージの話として、小学生や中学生の頃に「お腹から声を出して」という言葉を聞いたことのある人は多いと思います。あの言葉を少し言い換えると「身体とつながった声、お腹、横隔膜とつながった声を出したい」と考えると良いのではと思います。

声についてトレーニングしたことのない多くの人は、呼吸が浅く、身体とつながった声ではなく、声帯への負荷が多い声の出し方をしていることがあります。これを改善するためには、その逆を行います。呼吸が深く、身体とつながった声を出すことで、声帯への負荷を他の部分へ分散させます。身体が使えれば使えるほど、あるいは「響き」を使えれば使えるほど喉の負荷は軽減され、より声を出すと言うことが楽になっていくはずです。次は響きについて解説したいと思います。

声を響かせるということ

声には響きというものがあります。実はこの響きというものを増やすこと、つまり「響く声を出すこと」によって、声はまた表現力豊かな声へと成長していきます。またもう少し述べると、声は響かせることによって、より喉の負荷を減らして声を出すことが可能になります。では声を響かせるとは具体的にどういうことでしょうか?

声の響きについてまず学びたいことは、人の声は大きく分けて、胸、喉、唇(鼻)、頭蓋骨という4カ所で響いています。そしてこの響きは後ろに上げたものになればなるほどキンキンした強い響きになります。頭蓋骨というとすこし語弊があるのですが、具体的には軟口蓋の上の方とか、鼻腔の後ろの方と捉えてもらうと分かり易いです。つまり、イメージとしては少し後ろの方です。

初心者の方が最初に学びたいのは、この鼻腔の方への響き、唇、鼻の方の響きを増やすという作業です。声の勉強をはじめた最初の段階は、この部分に声(息)が回らないので、その部分の響きが少ないからです。そのため、その部分に声や空気を回して、響きを探していく作業が必要になります。

ただし、この響きを探すという分野が声にについては最も難しい部分のひとつとなるので、この分野が独学で獲得可能であるかは分かりません。私の場合は、長くレッスンに通って行く中で少しづつ見つけていきました。もし本格的に、本気で声を変えたいと思っているのであれば、ボイストレーニングなどに通うことをおススメします。ボイトレ楽しいですよ!

声への興味・関心を持つということ

声についてのメソードは沢山あります。書店に行けば、何冊もボイストレーニングの本を見つけることができるでしょう。しかし、声を変えていくために最も大切なことは「声に興味・関心を持つ」ということだと思います。自分が普段、どんな声をだしているのか。あるいは自分の周りの人たちはどんな声をだしているのかに興味と関心を持ってください。

結果的に、それが最初に挙げた声の要素を考えたり、呼吸を考えたりするきっかけになります。人は自分が獲得したものや気づいたものでなければ身になりません。

声を変えるということは、自分の呼吸を変えるということ、自分の筋肉の使い方を変えると言うことになります。それは人に対する雰囲気や感触を変化させること、あるいは自分への態度を変化させることも意味しています。なぜなら自分の声を一番聴いているのは自分自身だからです!もしあなたが明るく元気な声を出せば、脳は錯覚します。「私は元気で明るい人間なんだ!」と。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は表現力豊かな声をめざすことによって、印象を変える方法でした。声が豊かになれば、自然と周りに人も集まってきます。最初にも述べましたが、「人の第一印象は声」とも言われるほど、人は声から多くの情報を読み取っています。それは、相手の性格人柄信頼度などです。それらの項目は特に恋愛など他者と親密な関係を築きたいときに決定的な役割を果たします。

先ほども触れたように、自分の声を一番聴いているのは自分の脳です。ある意味で自己洗脳とも言えますが、表現力豊かな声を出すとうことは、ポジティブさ積極性を意味します。それは非常に肯定的な感覚です。

話す内容がどんなに美しく素敵でも、その声が平坦でつまらなければ、人は感動も納得もしません。あるいは逆に、あまり大したことを言っていなくても、声が良ければ魅力を最大限に発揮することができます。

是非、表現力豊かな声を目指して声について興味・関心を持ってください!声は誰でも良くすることができます。解けない問題ではありません。あなたの人生が声の発展とともに豊かになっていくことを心から願っています!もし内容が気に入りましたらご紹介いただけると幸いです!最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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