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カラオケのビブラートとは?【Dam精密採点】出し方も解説

カラオケのビブラートとは?【Dam精密採点】出し方も解説

どうも、こんにちは!声楽家&ブロガー&ボイストレーナーのとらよし(@moritora810)です。私は普段、歌のレッスン(ボイストレーニング)をしたり、演奏をしたりしてます。

さて突然ですが、皆さんカラオケに行ってるでしょうか!?今回はカラオケのビブラートについてお届けしたいと思います。というのもボイストレーニングの中で「どうやったらビブラートをつけれますか?」という質問も結構多いからです。

またこの記事を読んでいる方で、「カラオケできれいなビブラートがかけれたらいいな~」と思っている方もいらっしゃのではないかと思います。というわけで今回は【Dam精密採点】におけるカラオケのビブラートのお話と、発声てきな出し方についてもご紹介できればと思います!

ビブラートとは?

まずはそもそもビブラートってどういう意味かについてお話したいと思います。ビブラートとは、音を伸ばす時に伸ばしたままでその声を揺らすことです。では具体的に揺らすというのが何なのかと言えば、それは音程の揺れのことを指しています。もし音程が揺れないのであれば、サイレンのようにずっと音がぴーっとなっている状態になるので、これはビブラートとは言いません。どちらかといえばロングトーンに分類されると思います。

さて、それではビブラートについてもう少し詳しくみていきましょう。カラオケを歌う時にDAMの精密採点を使う方もいると思いますが、そこにはビブラートの項目があります。そこでまずはビブラートの項目についてみていきましょう。

Dam精密採点におけるビブラートの種類

カラオケ店にあるDAMの精密採点DXではビブラートが9タイプに分けられています。これは一般的にビブラートの型による分類です。まずはその分類をみてみましょう。私のサイトにある以下のサイトから引用してます。

https://torayoshi.net/post-3907/3907/

評価は5段階で、ビブラートの合計秒数その回数でビブラートタイプを判定しています。音程の幅をA~C、そして音程の揺れの多さを1~3で算出します。

ちなみにこの中で最も点数が出やすい型が、B2とB3と言われています。表で確認してみましょう。

ビブラートの型特徴備考
A(ボックス型)速く小刻みに声を揺らすビブラート。ちりめんビブラートとも呼ばれる。A1~3まであり、数字が大きくなるほど音程の揺れ幅が大きい
B(ボックス型)一番標準タイプのビブラート。Popsで最も多く使われる。(※精密採点DXの場合、最も点数が出やすい)B1~3まであり、数字が大きくなるほど音程の揺れ幅が大きい。
C(ボックス型)大きくゆったりと声を揺らすビブラート。演歌やバラードで使われる。C1~3まであり、数字が大きくなるほど音程の揺れ幅が大きい。
D(上昇型)音程が少しずつ上がっていくビブラート。
E(下降型)音程が少しずつ下がっていくビブラート
F(縮小型)振れ幅が少しずつ小さくなっていくビブラート。
G(拡張型)振れ幅が少しずつ大きなって行くビブラート。
H(ひし形)振れ幅が大きくなった後小さくなるビブラート。
N(ノンビブラート)ビブラートを全く使わないタイプ。

このようになっています。基本は安定していればボックス型と呼ばれるものに分類されると思います。

B2かB3が最も出やすいと言いましたが、AやCが悪い声ということではりません。点数が出にくい理由は、Aの小刻みなビブラートは音程の滞在時間が短くなるので安定性のところで評価落ちることがあったり、Cは幅が大きすぎてこれもまた上手く音程を判別できないからです。

Aの型のビブラートを良く使う歌手には、GACKTさん、西川貴教さん、宇多田ヒカルさん、中島みゆきさん、松田聖子さんなどがいます。Cの型をよく使う歌手の代表は、大友康平さん、森進一さん、氷川きよしさんなどです。

カラオケで95~100点を取る方法【DAM精密採点DX】高得点の出し方」より

このビブラートについては自分が歌いたいジャンルもあると思うので、どれだからダメとかいうのも難しいです。ただし、DやEの様に音程が変わっていくと単純に点数に影響するので、基本的にはボックス型になるように調整したいです。

ビブラートは大きく揺れるタイプの声の人と、小刻みに揺れるタイプの人がいるのはこの分類通りなのですが、どちらなのかはその人の声帯次第と言えるので、どちらだから良いとか悪いということではありません!大切なことは、自分に合ったビブラートの出し方を見つけるということです。

もし自分の声がどういう声か分からない方は、一度ボイトレなどにいって確認するのが良いでしょう。

ビブラートの出し方

ということで早速ビブラートの出し方を見ていきましょう。ビブラートの出し方は基本的に2つの方法があります。それは次のようなやり方です。

  1. 喉をつかってビブラートをかける
  2. 息の流れの勢いでビブラートをかける

それではみていきましょう。まずは1.喉を使ってビブラートをかける方法ですが、これは演歌などでよく使われている方法です。最初に説明した通り、ビブラートというのは音程が揺れることだとお伝えしました。それではそれをまず大げさにやってみましょう。

森進一さんの「おふくろさん」の語尾だけ揺らすモノマネを見たことがある方も多いと思います。まずはそれをしてみましょう。「おふくろさぁあぁあぁあぁあぁあん」という感じですね。喉を使うビブラートは、あの幅を細かく・速くすることです。その圧力や出し方を音を伸ばしている時に喉に圧力をかけて同様に行います。これがビブラートの出し方の一つ目です。

次に2.息の流れの勢いでビブラートをかけるというのを解説すると、基本的にクラシックの声楽ではビブラートを出す練習というものを行いません。それは呼気の量が増えていくと、自然にビブラートがかかっていくからです。

もちろん、息の勢いだけではなくて、共鳴する箇所が一般の人に比べて多いので、ビブラートは簡単にかかるわけですが、それでも基本的には息の流れる量や息の圧力が増えたことによってビブラートが自然とかかるようになります。可能であれば、こちらのビブラートの出し方をした方が喉に負担がすくなく、安全です。また綺麗にかかるようになります。

ただし、この声をだすには少し訓練が必要といえるでしょう。しかしカラオケではエコーの機能などが備わっていることもあり、比較的短時間で修得することが可能かもしれません。もし練習をする場合にはひとりでカラオケにいって、ビブラートのみに特化した練習を行うことをオススメします。自分の声をよく認識して、ロングトーン的な声から息の勢いをつけてビブラートをつける練習をしたり、さきほどの喉を使う練習などをして挑戦してみてください!

まとめ

  • ビブラートには大きく揺れるタイプと小刻みに揺れるタイプの人がいる
  • ビブラートは喉で出すやり方と息の勢い(お腹)で出すやり方がある
  • ビブラートは自然にかかるのが理想的

ということで、今回はカラオケでのビブラートの出し方、ビブラートのかけかたについてお伝えしました。私のサイトでは、カラオケのDam精密採点DXで高得点を出すやり方も解説しているので、気になる方は是非こちらも参考にしてみてください!

https://torayoshi.net/post-3907/3907/

それでは素敵なカラオケライフをおすごしください!素敵なビブラートを!

https://torayoshi.net/karaoke-yokuyou/5631/

https://torayoshi.net/karaoke-kobushi/5629/

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