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㉙ドイツ語の過去形〈直接法過去形〉(~しました。)文法【恋するドイツ語】

ドイツ語の過去形〈直接法過去形〉(~しました。)文法

Herzlich Willkommen!! どうもTorayoshi(@moritora810)こと森善虎です。

今日は一般動詞の直接法過去についてです。本当はもう少し前の段階で取り扱うべき内容だったのですが、抜け落ちていたので今回取り上げます!

以前、私たちはseinとhabenを使った現在完了形について勉強しました。

今回の直接法過去形はこの現在完了形と同じ時制です。しかし会話で使う頻度は直接法過去形の方が少ないです。というのも、会話では現在完了形の方が活き活きとした表現になるからです。

しかし直接法過去の形は、本や新聞といった文章の中では多様されます。

なぜなら、こちらの方が単純に単語数が少なくて済むのでくどくなりません。また、日常的に使う動詞は会話でも使います!

基本的には全ての一般動詞に直接法過去がありますが、今回はよく使う単語に絞ってみていきたいと思います。

直接法過去の作り方

直接法過去の作り方は語尾に-teを付ければ完成します。基本的な作り方は、【語幹+te】です。これに人称変化があります。語尾の形を表で確認してみましょう。

主語
ich -te
du -test
er/sie/es -te
wir -ten
ihr -tet
sie/Sie -ten

ただ、いつも通り不規則変化の動詞もあります。例えば、語幹が「-t」「-d」で終わる動詞の場合はそのまま-teを付けるとダブってしまって不自然なので「e」を付け加えて「-ete」を足して発音します。

例えば、「arbeiten/働く」という動詞であれば、そのままだと「arbeitten」になってしまうので、そこに「e」を足して、「arbeitete」という形になったりします。

またseinとhabenはもちろん直接法過去で良く使う動詞の代表です。それでは例文をみていきましょう!

  • Früher lernte ich fleißig Deutsch./以前、私はドイツ語を熱心に勉強していた。
  • Du lerntest Deutsch./君はドイツ語を勉強していた。
  • Er arbeitete bei Google./彼はグーグルで働いていた。
  • Gestern spieltet ihr Fußball./昨日、あなたたちはサッカーをした
  • Wir machten die Tür an./私たちはそのドアを開けた。

このように、語尾に-teを使えば完成です。それ以外の不規則変化で良く使う単語の1人称変化を集めたのでここで確認してみましょう!これだけ覚えていれば会話であればかなりカバーできると思います!

良く使う直接法過去形の動詞

直接法過去形 動詞の原形 意味
war sein いる、ある、です
hatte haben 持つ、持っている
ging gehen 行く(歩いて)
fuhr fahren 行く(乗り物で)
flog fliegen 行く、飛ぶ(飛行機で)
kam kommen 来る
essen 食べる
dachte denken 考える
gab geben 与える、渡す
schlief schlafen 寝る、眠る
nahm nehmen 取る、つかむ

いくつか例文でみていきます!

  • Gestern fuhr ich nach Mannheim./昨日、私はマンハイムへ行きました。
  • Er schon zu Abend./彼は既に夕食を食べていた。
  • Früher gab es hier eine bekannte Bäckerei./以前ここには有名なパン屋があった。※es gibt~で「~がある」の熟語表現
  • Damals dachte ich, dass es am beste Art ist./当時私は思っていた、それが最高の方法であると。※Art:やり方、方法

こういった感じです。現在完了形の過去と比べると文字数が少ないので文章であればすっきりしますね!

頻度としては、やはり日常的によく使う動詞は直接法過去も会話で使う印象です。特にseinやhabenは必須で、es gibt~の表現で、es gab~も頻繁に使う感じがします!

それではまた次回~!Bis bald~!

  • B!