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ドイツ語のIch heiße~(私の名前は~です。)自己紹介
Willkommen!! どうも、Torayoshi(@moritora810)です。今日のテーマはIch heiße~!!heißeはheißenという動詞です。(ßはssと同じ意味です。)
名前を述べるときに一番よく使われる表現です。そしてご存じの通り、ドイツ語の動詞は主語によって語尾が変わります。ということでまずは活用表を見てみましょう。
【ドイツ語の動詞heißenの活用表】
動詞の原形 | 【heißen】(~という名前である。) |
ich | heiße |
du | heißt |
er/sie/es | heißt |
wir | heißen |
ihr | heißt |
sie/Sie | heißen |
- Ich heiße Torayoshi./私の名前はとらよしです。
- Er heißt Schubert./彼の名前はシューベルトです。
- Der Autor heißt Haruki Murakami./著者は村上春樹という名前です。※der Autor:著者、原作者
- Die Strasse heißt Friedrich./この通りはフリードリヒという名前です。※die Strasse:通り、道路
例文は上記のような文章になります。基本的な使い方は【主語+heißenの活用形+名前】です。意味的には、「(主語)は~という名前です。」となります。
Mein Name ist~(私の名前は~です。)
- Mein Name ist Torayoshi./私の名前はとらよしです。
- Mein Name ist Yuko./私の名前はゆうこです。
英語で言うMy name is~の表現です。こちらはどちらかというとフォーマルな言い方です。目上の人に自己紹介する場合や、フォーマルな手紙なんかを書くときに使われます。
heißenの疑問文
疑問分を作りたいときは動詞のheissenと主語を入れ替えます。
もし相手の名前を聞きたいときには疑問詞のWie(どのような:英語のHow)をつかって尋ねます。
英語のWhat is your name?に相当する英語のWhat、ドイツ語ではWas(なに)を使わないので注意が必要です。例文を見ていきましょう。
- Wie heißt du?/あなたの名前はなんというの?(直訳:あなたの名前はどのようですか?)
- Wie heißen Sie?/あなたは何という(どのような)お名前ですか?(敬称のSie:あなた)
- Wie ist Ihr Name?/あなたは何というお名前でしょうか?
- Heißt du Brahms?/あなたの名前はブラームスですか?
こんな感じです。名前の見当がついている場合には最後の例文のように基本形で尋ねることができます。
heißenの否定形
否定形を作りたいときには、一般動詞であるheißenをnichtで打ち消します。
- Ich heiße nicht Kimutaku./私の名前はキムタクではありません。
- Er heißt nicht Murayama. Er heißt Murakami./彼の名前は村山ではありません。村上です。
さて、ここでひとつドイツ語の最も重要なお約束。【動詞は必ず2番目に来る!!!】これめちゃくちゃ重要です。
おそらくドイツ語を勉強する上で最も大事な規則だろうと思います。
これを守っていれば、語順を入れ替えてもOKです。例えば今まで出てきた文章で例を上げると、
- Ich bin Torayoshi.→Torayoshi bin ich./とらよしです私は!
- Ich heiße Torayoshi.→Torayoshi heiße ich!!/とらよしですわたしの名前は!
ということもできます。他にも、Du bist schön. →Schön bist du./美しいです、あなたは!みたいな感じ。
しかし日本語に訳すと少し違った感じがするので、単純にニュアンスの違いであると考えてください。
実は動詞以外の単語にも厳密には順番の決まりはあるのですが一応可能です。そして色々な文法がこれからでてきますが、とにかく、何がなんでも動詞は2番目です。
これを意識するだけでドイツはとても話しやすくなります。ということで今日の【恋するドイツ語】!
- Du heißt ”Liebe”./あなたの名前は”愛”です。
これは完全にオペラとか詩に出てくるフレーズです。(笑)それではまた次回!!Bis Bald~!!