ドイツ語

㉒ドイツ語の仮定法・条件法(もし~なら、~のとき、Wenn, Als,)文法[英:if]【恋するドイツ語】

Willkommen!! どうも、Torayoshiこと声楽家の森善虎(@moritora810)です。

今日は副文(Nebensatz)であるWennとAlsの使い方についてまとめたいと思います。この文法は個人的によく使う印象があります。このあたりの副文を使いこなせると、いっきに会話の幅が広がるので、是非マスターしたい内容です!

ドイツ語の仮定法・条件法(もし~なら、~のとき、Wenn, Als,)文法[英:if]【恋するドイツ語】

WennAlsも、今回は「~のとき」という意味で使います。今回は文法を後回しにして、直接例文からみていきましょう。

ドイツ語の仮定法・条件法(もし~なら、~のとき、Wenn, Als,)の例文

  • Wenn ich Zeit habe, höre ich die Musik./私は時間があるとき音楽を聴く。
  • Wenn wir uns treffen, lernen wir zusammen Deutsch./私たちは会ったとき、一緒にドイツ語を勉強する。
  • Wenn ich zu Hause bin, bin ich entspannend./私は家にいるとき、リラックスルする。
  • Als ich Kind war, habe ich immer Fußball gespielt./私は子どものとき、いつもサッカーをしていた。
  • Als ich 20 Jahren war, ging ich oft ins Kino./私は20歳のとき、よく映画へ行った。
  • Als ich nach NY besucht habe, habe ich ein wunderes Musical im Broadway gesehen./私がニューヨークを訪れたとき、ブロードウェイで素晴らしいミュージカルを見た。※besuchen:訪れる、訪問する、※der Broadway:ブロードウェイ

WennとAlsの違いは、「複数回行うことができるかどうか」ということです。Wennは今後もすることができる、複数回行うことができる場合に使われます。それに対して、Alsの文章は1度きりの経験の場合に使われます。

そのため、Alsの文章の方が過去形になることが多いです。例えば「子どものとき」とか、「20歳のとき」とか、「ニューヨークに行ったとき」という限定的な1回限りのその時間をさすときは「Als」です。

それに対して、「時間があるとき」や、「家にいるとき」というのは今後も起こりうることなので「Wenn」を使います。ということでAlsとWennを使い分けていきましょう!次に、WennとAlsの文法をみていきましょう!

ドイツ語の仮定法・条件法(もし~なら、~のとき、Wenn, Als,)の文法

文法は、「{WennかAlsの副文副文では動詞は最後!)〈この副文全部{}がポジション1〉},動詞〈これがポジション2(ドイツ語で動詞は必ず2番目の位置!)〉+主語+目的語+(過去形や助動詞が関係すれば、ここにそれらの動詞)」となっています。

色分けした例文:Wenn ich Zeit habe, höre ich die Musik./私は時間があるとき、音楽を聴きます。」 

つまり、再度の説明になりますが、WennかAlsの文章全体がポジション1にそのままなるわけです。そのため、その後にコンマを打って、次に来るのが動詞です。ドイツ語の約束で動詞はいつも2番目ですから!!ちなみにこの文書は前の後ろを入れ替えることもできます。例えば以下のような内容です。

  • Ich höre die Musik, wenn ich Zeit habe./私は音楽を聴く、時間があるときに。
  • Ich bin entspannend, wenn ich zu Hause bin./私はリラックスルする、家にいるときに。
  • Ich habe immer Fußball gespielt, als ich Kind war./私はいつもサッカーをしていた、子どものときに。

こんな感じです。意味は全く同じになるので、使いやすい方を使って大丈夫です。ちなみに、副文内と主文の主語(コンマの前と後ろの文章の主語)が違っても全く問題はありません。例えば、以下のような文章です。

  • Wenn du kommst, können wir zusammen kochen./君がきたら、私たちは一緒に料理することができる。
  • Als ich betrunken war, hat er mir geholfen./私が酔っ払ったとき、彼は私を助けた。

英語で言う「If~」にあたるこの表現ですが、ドイツ語で重要なのは、以下の三点です。

ドイツ語の仮定法・条件法(もし~なら、~のとき、Wenn, Als,)の重要ポイント!

  • 副文内は動詞が最後に来る
  • 副文が最初にきたら次に来るのは動詞
  • WennとAlsで内容が異なる

この3つに注意しながら使って行けば、だんだんと使えるようになってくると思います!それでは最後に【恋するドイツ語】です!

  • Wenn ich sie treffe, bin ich wieder verliebt./私は彼女に会う度に再び恋をする。

それではまた次回!!Bis Bald~!!

㉓ドイツ語の条件法(~にも関わらず)〈obwohl, trotzdem,denn,weil,副文〉文法【恋するドイツ語】

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