ボイトレ教室VS個人レッスンはどっちがお得！？【メリットデメリットまとめ】

ボイトレ教室VS個人レッスンはどっちがお得！？【メリットデメリットまとめ】

どうも、ボイストレーナーのTorayoshiです。

今日はボイトレ教室に通うのと、フリーランスのボイトレ講師から個人レッスンを受けるのはどっちがお得なのかメリット&デメリットをまとめておきたいと思います。

これからミュージックスクールに通ってボイトレを勉強としている方は参考にしてみてください！

マンツーマンレッスンとグループレッスンの違い

始めにマンツーマンレッスンとグループレッスンとの違いをお伝えすると、マンツーマンレッスンの最大の利点は、その人の声に寄り添えるということです。

グループレッスンはどうしても全体で進行していくので、個人の声の問題は置き去りにされてしまいます。

その点、ボイトレや声楽の個人レッスン、マンツーマンレッスンではピンポイントで自分の声にフォーカスして勉強ができます。

マンツーマンレッスンは、自分の声を成長させるのであれば最も効果的で効率的な方法と言えます。

それでは次に、個人レッスンをミュージックスクールではなくて個人にお願いする場合について具体的な項目で考えていきたいと思います。

私は大手のミュージックスクールに在籍していたこともあるので、比較をしながら具体的なメリットとデメリットについて考えていきましょう。

①ボイトレレッスンの一般的な料金の比較

はじめに料金について考えてみましょう。まず、一般的なミュージックスクールのボイストレーニングレッスンであれば、60分／6,000円前後が相場と言えます。

もちろん、時間を短くして30分単位や、45分単位のところもありますが基本的には10分あたり1,000円必要なところがほとんどです。

専門性の高さやメジャーデビュー確約などを売りにしているミュージックスクールなどでは、60分／10,000円～というところもあるようです。更にここに入会金や教材費などが必要です。

これに対して個人レッスンの先生は、60分／3,000円～20,000円という範囲が多いと思います。

なぜこんなに幅があるのかといえば、基本的にレッスン代は自由に設定できるので、高い人は高くて安い人は安いです。

そのため、その価値があるかどうかは、受ける人の感覚次第ということになるでしょう。

※ボイトレレッスンの平均的な相場について

個人レッスンでもミュージックスクールでも、ボイトレレッスンは目安として、60分／￥5,000～6,000が相場と思われます。

残念ながら、法人でこれより安い価格帯はほぼありません。レッスン時間を45分や30分という時間にして単価を下げているところはありますが、結局60分換算だとむしろ割高なこともあります。

また、時間が短すぎると身につくかどうかに疑問が残ります。

【ボイトレは先生の質が大切】

当然ではありますが、ボイストレーニングや声楽のレッスンを受ける上で、先生の質は最も重要です。

例えば先ほどの料金の件もありますが、世界的に有名な先生であれば、60分／10,000円でも良心的な値段だと言えるでしょう。

しかし、全然専門性もなく、知識も技術も乏しい人が同じ料金でレッスンをしていたら受ける方としてはたまったものではありません。

しかし残念ながら、ミュージックスクールではそこまでレベルが高くない人も講師として在籍しているという実状があるので、そういう先生にあたってしまった場合には少しもったいないかなという気もします。

特に講師固定制の場合はかなりきついと思います。もちろん、ミュージックスクールには先生を選べるスクールもありますし、実際に良い先生も在籍しています。

ただし、良い先生は人気で予約が取れるか分からないこともあるので注意が必要です。

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【フリーランスの先生であれば自分で先生を選べる】

次に個人レッスンのよいところは、完全に自分で先生を選べるという点にあると言えるでしょう。

繰り返しになりますが、ミュージックスクールでは講師固定制のところもあるため、どの先生になるか分からないのはリスクとも言えます。

また、サイト上に講師プロフィールを載せていないところも多いです。

それに対して個人レッスンでは、受ける先生のこれまでの実績などを調べてから申し込むことが可能なので、そういった意味では先生の質もある程度は予測しやすいと言えます。

私の感覚と経験では、フリーでやっている人の方が傾向としてレベルが高いと思います。

というのもそもそもレベルが高くないとフリーではなかなか活動できないからです。

また、もし先生と合わなかったり、レッスンが気にいらなければ次回以降行かなければよいので、入会や退会に規約多いミュージックスクールと比べると自由度が高いと言えます。

②レッスン場所の比較

ミュージックスクールであれば場所はそのスクール内にあるスタジオで行うことが殆どです。

そのため、場所もそこまで気にする必要がないと言えます。しかし個人レッスンの場合、どこでレッスンを行うかは1つの問題になります。

先生の自宅にレッスン室があればそこでレッスンができますし、そうでなければ音楽スタジオをレンタルすることになるはずです。

音楽スタジオをレンタルする場合には料金がかかるので、多くの場合はその費用も上乗せされます。

レッスン代金を場所代込みで設定している方もいますが、その場合はいくらか割高になることが多いです。

しかし立地という観点からすると、もし自分の家の近くにスタジオがあればとても楽です。

料金は平均して1時間1,500円前後のところが多いようです。

③システムについての比較

基本的に、フリーランスの方の個人レッスンは自由度が高いことや融通がきくというところがあります。

それに対してミュージックスクールなどでは規約が決められているので、入会や退会、休会などで制約が発生します。

しかし個人の先生であれば、先生とのコミュニケーションが上手く取れていればそのあたりも含めて融通が利くと言えるでしょう。

逆に、先生とあまりコミュニケーションをとりたくない！面倒くさい！と思う場合はミュージックスクールに通った方が良いと言えます。

また逆に、自分で考えるのがめんどくさいという場合や、大手の方が安心！という場合もミュージックスクールがおすすめです。

個人レッスンは融通が利く

④先生との信頼関係についての比較

これは教える側からの意見と言えますが、個人レッスンをしている生徒さんとの方が信頼関係を築きやすいです。

なぜなら、そもそも個人レッスンは信頼関係がないと成り立たないからです。そのため、継続していければ良い関係性を築きながらレッスンを進めて行くことができます。

それはお互いにとって幅広い、豊かな人間関係を結ぶことになります。

これは私の経験則からの考えですが、もし長期的にレッスンを受ける場合は個人レッスンがおすすめです。

それに対して、ミュージックスクールでは先生も生徒も入れ替わりが激しいので、信頼関係を構築するのは難しいと言えます。

また金銭的なところをお話すると、ミュージックスクールで働いている講師の先生方は、中抜きをされているのであまり実入りがありません。

そのため、生徒さんが払うレッスン代と講師が受け取るレッスン代にギャップがあります。

そういった側面も考慮すれば、直接先生に渡した方が心持が違うのは当然とも言えます。

ただし、音楽業界に限ったことではないのですが、先生の中には必ずレベルが微妙な先生が一定数いるので、そういう先生につかまってしまうと非常にやっかいです。

このあたりは人を見る目が必要になるといえるでしょう。

スクールVS個人レッスンの比較まとめ

どちらにもメリットがあるので、自分のライフスタイルや目的によってスクールに通うか個人レッスンを依頼するかを決めるのが良いのではないかと思います。

	ミュージックスクール	個人レッスン
レッスン料金	60分／¥6,000前後～	60分／¥3,000～20,000前後で幅がある
レッスン場所	ミュージックスクールのスタジオ	自宅スタジオや貸しスタジオ
先生の質	入るまで分からないこともある	レベルは高い人が多い
システム面	大手なので安心だが違約金などの制約はある	融通は利くが管理する必要がある
注意点	人気の先生は予約が取れないことがある	スタジオ代がかかる可能性がある

私も福岡市内で対面レッスンと全国オンラインレッスンを行っているので、もし宜しければぜひご受講ください！それでは素敵な先生と巡り合えますように！

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