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ドイツの映画館で映画を見たお話【ララランド(LALALAND)】

ドイツの映画館で映画を見たお話【ララランド(LALALAND)】

どうもTorayoshiです。先日ドイツの映画館でミュージカル映画のLaLaLandを見てきました!

まずドイツの映画館についてですが、 日本と比べて広くてとても快適でした。真ん中より後ろの方に2列、特別席みたいなの(グリーン席的な。乗ったことないけど)があって、そこは他の席より椅子が大きくソファーみたいになっていて、なんと!!!スライドするではありませんか!!!!

ということで、そこに座ると半分ぐらい寝ながら映画を見ることができます。今回はこの2列が完全に空いていてお客さんも少なかったので、はじまる前に何人かそこに移動していました。

私もドイツ人の友達と一緒に行っていたので、促されて移動することに・・・。「これ大丈夫なの?やばくない!?」と聞いたところ「もし誰か来たらどけばいいから大丈夫」とのこと。さすがヨーロッパ・・・。

そしてもっと驚いたのは映画料金の値段!!普通価格で大人11€でした!!1€=125円だとしても1,400円いかないぐらい・・・。安い・・・。面白いのは料金システムで、前6割より後ろの方の席は+1€するみたいでした。(今回はその前側の席の中で一番後ろの席を取りました。)

ただ、さっきご紹介した特別席については何€するのかよく分かりません・・・。次回行ったときに確認してこようかと思います!近々オスカーを取ったMoonlightを見に行く予定です。ちなみに館内で売ってる飲み物もポップコーンもめっちゃ高いです。これは日本と同じ。。(でも面白かったのは紙コップで1.5Lの飲み物が売ってたこと。2時間で1.5Lって・・・。)


映画「LALALAND」の内容と粗筋

そして映画はというと、私的にはとても楽しめる映画でした。今回、台詞はドイツ語、歌は英語+ドイツ語の字幕という組み合わせで見ました。私はもちろんまだ全部理解できませんでしたが、要所要所はよく分かりました。構成が春夏秋冬になっていたのもストーリーを把握する上で分かりやすかったです。

そして全部分からないのが幸いして、持ち前の豊かな(?)想像力で勝手にストーリーを解釈していました。そういう意味ではLalalandの世界に入っていたのではないかと思います。ストーリーはライアン・ゴズリング演じるジャズピアニスのセバスチャンとエマ・ストーン演じる売れない女優・ミアを巡る2人のラブストーリー。ミュージカルの要素がありますが、そんなに多くありません。適度な曲数だと思いました。(私はあまりに歌が多いと映画という感じがしないので・・・。)

めっちゃはしょって粗筋を説明すると、ジャズ専門の自分のお店を持ちたいセバスチャンと、売れないながらも一流の女優を目指すミアは、セバスチャンの弾くあるメロディーによって出会い、2人は恋をします。そしてそのメロディーはいつも彼らを結ぶ大切なシーンで使われています。2人はお互いに相手を励まし、助け合います。そしてミアは女優になる夢のためパリへ。その後、女優として成功します。離ればなれになったセバスチャンとミアですが、5年後、偶然にも彼女はセバスチャンの夢だったジャズ専門のお店で彼と遭遇します。そして再びあのメロディーが奏でられるのです・・・。そのとき映画は幻想の、夢の物語を見せてくれます。

これがなんと切なく素敵なことか!私ははじめて女性と付き合ったとき、そのときはその人と結婚するんだと思っていました。しかし実際には進学で離ればなれになったり、忙しくなったりと、その道はなくなりました。でも確かに、そのときにはそう思っていたことがあったよなぁと振り返りました。”そういう道もあったんだ”ということは、誰しも人生の岐路でいくつもあるのかなと思います。

その道を進めば幸せになれたかもしれない・・・!!なんだかシューベルトの連作歌曲集『冬の旅』に出てきそうな言葉です。そういう大きな人生の選択や、昔愛した人のこと、人を愛したときに感じる色々な大切なことについて想い出させてくれる映画でした。あとは音楽が楽しいのはいいですよね!

星四つ★★★★です!!

みなさんも機会があれば是非ご覧ください~!

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