とらよしの人生 考え方

アルバイトで生活費を稼いで歌の勉強をした話【研究生時代】

どうもTorayoshiです。大学を卒業した私はH先生のもとで勉強すべく鹿児島へやってきました。それでは【研究生編】スタートです!まず鹿児島へ移り住んだ私はアルバイトを探します。そしてタウンワークを見て愕然とします(バイトするならタウンワーry)「てか時給低っ!!!!!」同じ仕事でも時給が東京の三分の二ぐらいしかありません。(コンビニとか660円・・・)
そして私は、「こんな時給だとどんだけ働いても全然稼げない・・・。」「だったら練習時間を確保するためにも高い時給のとこで働いて、余った時間で練習したい!!」と考え、昼間働けて時給が高いアルバイトを見つけます。それは!!パチンコ店のホールスタッフ(パチンコ声楽家誕生)」それまで一度もパチンコをしたことが無かった私ですが、家の近くであることと、他に比べて融通がきき、圧倒的に時給がいいことに引かれて応募します。折角なので、ここでみんなあまり知らないパチンコ店の実態について。まずパチンコ店でバイトするデメリットから。

パチンコ店でバイトするデメリット

  1. たばこ臭い…喫煙者なら問題ないかもしれませんが、非喫煙者の方だときついかもしれません。とは言っても、うちは大型店舗だったので、空気はかなり綺麗な方だったと思います。(うちは2階が吹き抜けで常に空調が付いていました。)
  2. うるさい…私は今のところ聴覚に問題を感じていませんが、将来どうなるかは分かりません・・・。ただし、片耳は常にインカム(従業員や事務所と無線で話せるやつ)がついているので、そっちの耳は守られています。笑
  3. たまにお客さんがやばい…私は体格がある方(177cm)なので、お客さんもビビってそんな理不尽なことは言ってきません。しかし、女性従業員とか弱そうな従業員は割とそういう思いをする可能性が高いようです。あと生活保護の人とか普通にきます。(闇ですね・・・。)

とは言いつつ私はこのバイトを3年間続けます。それは、従業員がとても愉快で楽しかったからです。また、上司も私のやりたいことを理解してくれていて、演奏会があったりすると休みを貰うことができました。ということで、私の鹿児島時代はパチンコを無くしては語れないのです!!!(なんかずっとパチンコしてたみたい。)次に一応メリットも。


パチンコ店でバイトするメリット

  1. 礼儀作法が身につく…パチンコ店の接客は居酒屋なんかの比ではありません。めちゃくちゃ親切・丁寧です。(私が務めていた先の資本元が、鹿児島で1番グレードの高いホテルを経営していたので、その接客がパチンコ店でも適用されていました。なのでホテルの接客をイメージしてもらうといいかもしれません。)これは一生使えるスキルだろうと思います。言葉遣いも正しい日本語が勉強できます。
  2. 人を見る目が養われる…うちの店は鹿児島県内でも有数の大型店舗だったので、平日でも1日/500人以上は来店します。そうすると「あ、この人もう中毒なうだな」とか「あ、この人は適度に遊ぶタイプの人だな」とか、「あ、あの人機嫌悪いな」とかが見えてきます。なぜそういうことをするかというと、パチンコ店はお金が絡んでいるという性質上、どうしてもトラブルが起きやすくなります。(でも暴力団関係者は入店できないんですよ。)ですので、不用意なトラブルを避けるためにも従業員にも人を見分ける力が必要になってくるのです。
  3. 時給がよくて福利厚生が充実…そのままの意味ですが、時給がいいです。例えば都内なら時給は1,500~1,800円ぐらいだと思います。とは言っても先にあげたようなデメリットもあるので難しいところです。あと、うちの店は年に2回、必ず健康診断がありました。もちろん費用はかかりません。それにアルバイトでも厚生年金や健康保険にも加入することができます。これは大きなメリットだなぁと思います。

ついでにパチンコ屋の店員が人から頻繁に聞かれる2つのこと。

パチンコ屋で店員がお客さんから聞かれる2つのこと

「どの台が当たるか教えてよー!」「どうせ遠隔操作してるんやろ!」→分かりません&してません。(店長ですら分かりません。こうなるだろうな~という予想しかできません。)少し専門的な話をすると、まずスロットの場合は設定というのがあって、それを調整すれば、期待値を調整することができます。期待値は当たる確率を調整するということです。高い設定であればより当たりやすくなります。全部低い設定だとお客さんが離れていくので、何台か高い設定のものを混ぜるわけですね。

そしてパチンコの場合は、機械の中に当たりか外れかを抽選するチップみたいな機械が入っていて、そのときどきで抽選を行います。そしてその部分については調整できません。(そこは触ったことがバレると警察に捕まります。)なのでどちらも、いつ当たるかどうかは誰にも分からないというのが実状です。そのためパチンコの場合はどうするかというと、抽選をスタートさせるヘソと呼ばれるところへ玉を行きやすくしたり、行きにくくしたりします。つまりそれによってスロット同様、期待値を調整するわけですね。ですので、「期待値が高い遊戯台に座れたかどうか」で勝つ確率は高まりますが、それでも必ず勝てる訳ではありません。

そしてやはりこれだけは言っておかねばなりません。皆さんもご存じのように、パチンコもスロットも負けるようにできています。特に長期的に見れば必ず負けます。そうでなければ、従業員にあんな高い時給を出したり、新台入れ替え(新しい遊戯台を導入することで機種にもよりますが、高いものだと一台40万ぐらいします。)とかできません!!!ということで、くれぐれもお気をつけください。」

と、話が脱線しましたが私は研究生になりました。この年、私ははじめてある分野を勉強しはじめます。それは、「オラトリオ(宗教音楽)」です。H先生は宗教曲も専門的に歌ってきた先生だったので、宗教曲を勉強する流れになるのは当たり前でした。そして私が最初に勉強した曲が、J.S.バッハ作曲「マタイ受難曲」のバスアリア4曲でした。当時の私にとってはめちゃくちゃ難しかったです。(バッハはいつも難しいですが。)しかしその難しさとは裏腹に、私は興奮していました。「こんな世界があったのか!!!」そして私はテキストについて勉強するために聖書を読むことになります。そして再びこう思います。こんな世界があったのか!!! ←」(私は改宗したわけではありませんが、とても大きな影響を受けました。聖書は誰もが一度は読んでみる書物だと思います。)

そんなわけで宗教音楽の素晴らしさに気づいた私は、週に6日バイトをしながらも歌を勉強する日々が続きます。(週6日はやりすぎだった気がします。当時は完全に社員みたいになってました。翌年から週3日ぐらいになります。)

さて、ここで前にも出てきた田舎で勉強するということについてです。田舎出身の私ですが、東京に出てからまた地方に戻りいくつか分かったことがありました。地方にずっといる人は、評価軸を自分の先生に依存してしまいがち」です。私も高校生時代はそういう傾向がありましたが、1人の先生にしか師事したことのない人は、その先生の評価軸でしか自分のレベルを測ることができません。「いい先生ならそれでいいだろ!」と思うかもしれませんが、どうしても、視野が狭くなる」と思います。1人にしか師事したことがなければ、その先生が、自分に合っているのか、そうでないのかも分かりません。何人かの先生についてみて、比較することでどの先生が自分に合っているのかが分かってきます。(例えば東京は沢山先生がいるので、違う先生に師事している友人から「普段どういうレッスンを受けてるか」を聞くのは日常会話でした。)

結局、自分のことが分かるようになるには、色々な人に接するからだと思います。(私が鹿児島でやっていけたのは、それまでに受けた多くの先生方からのレッスンサンプルがあったからです。その経験と今受けているレッスンを上手く結びつけることができました。)そして先ほどの話と関連しているのですが、結局田舎にいると、自分のレベルが分からなくなりがちということです。その理由のひとつが、求められているレベルが都市部と地方では明らかに違う」ということ。それゆえ、私の高校生時代のような錯覚が起きます。え、私(俺)って音楽の才能めっちゃあるわ・・・そしてそういう人はプライドも高い傾向にあります。それに比べて、上には上がいることを身をもって知っている人は、自分なんてまだまだ」と考え、歌を勉強することに対して貪欲です。自分が上手いと思ってしまうと現状で満足してしまい、批判的な意見に対して壁を作ってしまうので、なかなか伸びないと思います。(壁の建設反対!)

とは言っても演奏家に自信は必要不可欠です。それならどうやって自信をつけるか。私は、自分がどれだけその作品(音楽)と向き合ったか」あるいは、「自分がどれだけ自分の声と向き合ったか」という部分で自信を持つべきだと思います。(もちろん、これまでの舞台経験とかも糧になりますが。)そして作品(音楽)や声と向き合うというのは、作品を通して自分自身と向き合うというのと似ていると思います。楽譜に指示されている内容に対して、今自分にできること、できないこと、それは自分の負の部分と向き合うことにも繋がりますが、良い演奏家になりたいのならその道を避けては通れないのです。少し自己主張が過ぎましたが、そんなわけで研究生も終わりを迎えます。私は試験の結果、無事大学院へ入学します。大学院では果たしてどんな出来事が待っているのか・・・。それではまた次回!Bis Bald~!!

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