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ベルリンでストリートミュージシャン!?ベルリン大聖堂の前で日本の童謡を歌った話【3.11,反原発】

ベルリンでストリートミュージシャン!?ベルリン大聖堂の前で日本の童謡を歌った話【3.11,反原発】

Willkommen!! どうも、Torayoshi(@moritora810)こと、森善虎です。今日はベルリンで勝手にストリートミュージシャンしてみた話をしたいと思います。

ベルリンでストリートミュージシャンしてみました

なぜこんなことになったのでしょうか…。私が「歌おう!」と思ったのはちょうど一週間前の今日でした。朝起きてふとTwitterをみた私は、今日が、3月11日だということに気づきます。そしてもちろん、タイムラインには東日本大震災関連のツイートが。そして私はこう思いました。「なにかしたい!!」被災者のためとか、そういう大それた意味ではありません。「自分のためになにかしたい。」と思いました。

それに、私がアクションすれば、私はそのことを生涯に渡って忘れないとも思いました。(実際にそういう経験になりました。)そして、私を見た人たちにも何かしらの感情を呼び起こすことができるかもしれません。そんなことを考えついて、その日会う予定だったタンデムパートナー(お互いの母国語を教えあうパートナーのこと)のステファニーに事情を話して手伝ってもらい、実行することができました。

場所はベルリン大聖堂前の広場。歌いました。歌う前は、「自分はなんてバカなことをしようとしてるんだ・・・」とか「めちゃくちゃ緊張する・・・」とも思いましたが、震災で亡くなった方に思いをはせたらそんな気持ちはなくなりました。そして私は文字通り、天に向かって歌いましたの日は快晴で青空が見えていました。ドイツと日本は離れていますが、同じ空の下の下に日本もあるんだよなぁと思いながら空に向かって歌っていると、なんだか不思議な気持ちになりました。


プラカードに何を書いたか

 書いてある文字は、März 2011 Musik für Fukushima (2011年3月福島への音楽) もちろん東日本大震災の被害は福島だけではありませんが、ドイツでFUKUSHIMAは非常に有名です。

ドイツは福島の事故を受けて原子力発電を完全撤廃しましたし、私自身も、原子力発電には反対の立場です。なぜドイツがそういう決断をしたのかは、次の記事でよくわかります。【脱原子力を選択したドイツの現状と課題

そんな隠れた社会的なメッセージを含みつつ、私はアカペラで日本の歌曲を15曲ほど歌いました。時間にして40分弱。私は手元に楽譜がなかったので、ネット上で歌詞を印刷した紙を持っていきました。きっと震災で亡くなった方も知っていたであろうそのメロディーは、私も子どもの頃から知っています。そんな追悼の気持ちを胸に全力で歌いました。(非常に集中して歌うことができました。)

寄付を貰うべきか

私は今回寄付を入れるかごみたいなのも置きました。私はこれを置くかどうか最後まで悩みました。「お金を受け取るのは何か違う」とも考えていましたが、ここはドイツです。

ドイツでは、芸術には対価が支払われるという感覚が根付いています。 そして私もそうあるべきだと思っています。そしてタンデムパートナーのステファニーと相談した結果、「これはあなたの福島に対する表現のひとつであって、寄付をもらうことは恥ずかしいことではない」と言われ、置くことにしました。(そんな芸術とか大それたものじゃないけど、ドイツの人はそういうふうに捉えるんだなと思いました。)

とは言っても私は少し違和感がありました。ですが、例えばある画家がFukushimaのことを知ってインスピレーションを受けて絵を描いたとして、その作品がなんらかの形でお金に変わったとしても、それは批難されることではないといった意味なのだろうかと後々考えました。

もちろん私が、毎日いろんなところでFukushimaを殺し文句にお金を稼ごうとしているのなら話は別だと思いますが、 今回は3/11でした。そういうわけで、私は夜にもベルリン動物園のある大きな駅(Zoologischergarten)で演奏します。

寄付は2回合わせて、時給にすれば1h/3,000円近く集まりました。このお金の使い道は未定です。(もちろん日本に行ったときに寄付しようかとも考えています。)

もし私が使えば、私は私にたいして責任を負うことになると感じます。 それもある意味で自分と震災との関係を強く結びつけることになるのかなとも思います。ともかく、然るべき時にこのお金は使うことになるだろうと思います。

ストリートミュージシャンをやってみたい人へ

まずストリートで演奏するということは、めちゃくちゃ大変です。ギターを弾ければとても有利ですが、そうでない場合、声楽の人は伴奏なしで旋律だけで歌うわけです。しかも野外。冬は冷たい風がびゅんびゅん吹いています。

そして、半端なく緊張します。きっちりとした舞台が用意されているわけではありません。あなたの演奏を聴いてくれる人が客席にいるわけでもありません。つまり、基本的に演奏が面白くないと誰も聴いてくれません。

でもそういう意味では、とても勉強になります。例えば、アイコンタクトをすると止まってくれる確率が増えます。あと、テンポが速い曲、楽しい曲のほうが止まってくれます。ちなみにストリートミュージシャンをするのに必要なのは「勇気」だろうと思います。(あいと、ゆうきだけーがとーもだちさー!♪)

正直、レベルはそんな関係ないと思います。ストリートの場合お客さんとの距離が近いので、演奏レベルよりも面白い感じかどうかということのほうが勝ると思います。

「あ、なんか面白いことしてる!」っていうのがきっかけで、その人と音楽を楽しめるかどうかが大事なんだと思います。(実際ベルリンには本当にたくさんのストリートミュージシャンがいますが、楽し気な人のほうが稼いでると思います。)

ストリートで演奏するときは許可が必要な場合がある

路上で演奏するときには、場所によっては許可が必要なところがあるそうです。自分はよく知らないのですが、例えばベルリンではある一定のお金を年間単位で納めなければならないとか・・・。

でも私としては、音楽をする心は取り締まれないぜっ!!と思っているので、 ちゃんと調べてません。とは言っても法律で決まっているところもあるので、ストリートで演奏したいときは自分で調べるなりなんなりして、自己責任でお願いします!それではまた!

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