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心の豊かさとは?心豊かに生きる【豊かな人格と愛を求めて】

心の豊かさとは?心豊かに生きる【豊かな人格と愛情を求めて】

どうも、とらよし(@moritora810)です。私はブログで情報発信をするとともに、音楽家として活動しています。そんな中でも、私にとって最も大切なことはブログで沢山アクセスを得ることでも、音楽家として大きな仕事をすることでもありません。私にとって、もっとも大切なのは「心豊かに生きることです。それは、豊かな生活と、愛情豊かな人格の形成です。

豊かな生活といっても、お金を沢山稼ぐことでもありません。確かにある程度のお金は必要と言えます。食べものに困るような状態では、心の豊かさを議論しても意味がないでしょう。しかし、金銭的にある程度満たされているのであれば、次は精神や心、内面の豊かさを求めていく必要があると言えます。

そうでなければ、これからの時代を生きぬことは難しくなっていくでしょう。経済はコロナウイルスなどで傾けばそのまま右肩下がりです。しかし、内面は自分の意識次第で高めていくことができます。それでは心の豊かさについて考えていきましょう!

心の豊かさとは?

心の豊かさとはいったなんでしょうか?豊かさについて考えるために、まずその反対の言葉や概念を考えてみましょう。言語的に豊かさの反対は貧乏ですが、貧乏というと経済的なものを連想します。ここでは「心の」豊かさについて考えたいので、少し豊さを違う言葉で考えて見ましょう。

ある考え方では、豊かであるということは、満たされている状態のことを指します。そう考えるのであれば、その反対は欠乏です。そこで少し心の豊かさと欠乏について考えていきましょう。

欠乏という病

私の経験的に、この欠乏という状態に陥っている人こそが、心の豊かさの反対側にいるのであると思います。というのも、お金や家庭環境が十分に思える人でも、心が豊かではない人たちが相当数存在するからです。

会うといつも人の悪口を言っている現状の不平・不満ばかり言っている他人を妬んでしまう、こういう人たちは心が豊かであるとは言えません。簡単に言うと心が満たされていません。欠乏症のような状態です。何が欠乏しているかと言えば、それは愛情なのですがそれについては愛について学ぶ必要があると言えるでしょう。

それに対して、会うといつも人の好いところを言っている現状に感謝している他人の幸せを願えるというような状態は心が満たされている状態だと思います。この状態にあって、人ははじめて豊かな心で豊かな生活を送ることができます。

自分の感情と向き合う

心が豊かであるということは、心が平穏であり、穏やかで、平和であるということです。本質的に述べると愛情があるという言い方でよいと思います。そこに到達するのための技術的な方法は、自分の感情と向き合うことです。

人には喜怒哀楽の感情があります。その感情を、理性で観察できると、自分の心をコントロールできて、愛情の方向へと向かうことができます。

感情がコントロールできない人・感情で人を支配しようとする人

人の悪口を言ったり、あるいは心の無い言葉を発したり、怒ったりする人というのは、自分の感情や心をコントロールできない人です。これは自分の感情に依存している状態、つまり感情に支配されている状態をさします。

なぜ多くの人がそういった状態に陥っているのか述べると、実はその状態は気持ちがいいのです。あまり知られていませんが、人間は強い感情に浸っているとき、ドーパミンが放出されて気持ちよくなってしまいます。そしてそれは喜びや楽しいという感情よりも、怒りの感情、悲しみの感情などのネガティブな方が強いエネルギーを持っています。

しかし、繰り返しになりますが、感情に依存している人間はそれに支配されており、心豊かに生きることができません。それどころか、周りの人間に不愉快さや不幸をばら撒いてしまいます。

自分の感情を頭と心でしっかりと感じよう

そのためには、自分の感情を理性的に感じることがとても大切です。これは理性と本能の融合と言えるでしょう。ここで注意したいのは、自分の感情を無視するのではないということです。

自分の感じた感情(喜怒哀楽)をきちんと感じきることで、人はその感情を理性的にも処理することができます。もし感情を無視してしまうと、それはたまりにたまって、結果的にストレスだったり病気だったり、なんらかの形で自分に悪影響を及ぼします。ここで大切なのは、自分の感情をきちんと把握して、感じるという作業です。

誰にでも嫌なことはあると考える

心豊かに生きるということは、なにも聖人のように生きることを目標としているわけではりません。心が豊かであるということは、きちんと感じるということとも関係があります。

それは喜怒哀楽をきちんと感じること、その上で、他者に対して愛情をもって接することです。それは愛情を伴った行動です。

先ほども書いた通り、欠乏の状態では心豊かに生きることはできません。例えばアドラー心理学では劣等感をエネルギーにして自分を高めようという作用がありますが、この問題点は欠乏からくる焦燥感が生じる点です。

満たされてから与えるべきか?

仏教には慈悲という考え方がありますが、慈悲はそもそも自分が満たされている状態で他人にも与えるという思想です。キリスト教では自分が満たされているかどうかに関わらず、他人に与えるように説きますが、現実的な話をすると、自分が幸福である状態や満たされているという状態ではなければ、他人に寛容な態度や愛情のある接し方をするのは難しいのではないかと思います。

しかし、キリスト教の場合そこを更に掘り下げて、先に他人に与えるから満たされると述べているわけですが、確かにこれらは相関していると考えるべきだと思います。満たされている人は与えられますし、与えるから満たされるというのは真理かもしれません。

未来志向で満たされようとしてはいけない

ここで時制のお話をしたいです。つまり、心が満たされて豊かになるというのは、将来的・未来的にそうなるという考え方は危険です。なぜなら、それは欠乏の考え方だからです。その穴を埋めるために必死で働いたり、稼いだりしなければなりません。そうではなくて、心豊かに生きるコツは「今ある豊かさに目を向ける」ということです。

自分を生かしてくれているこの身体、空気(世界)、食べ物、家、服、関係する人々、これらのものすべてがあって、あらためて自分が生きていることができると認識すれば、現状を見る目が変わって行くのではないかと私は思います。ここに目を向けれる人は感謝したり、有り難さを感じることができるので、心の穏やかさや平穏、つまりは心の豊かさにたどり着けるのではないかと思います。

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