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千と千尋の神隠しがどうして面白いのか考察してみる

千と千尋の神隠しがどうして面白いのか考察してみる

どうも、こんばんは!今日は地上波の放送で「千と千尋の神隠し」が放送されているので、どうしてこの映画がこんなに面白いのかを考察してみます。

千と千尋の神隠しは当時の映画興行収入の最高記録を更新して日本で一番見られた映画となります。記憶では私が小学6年生頃に公開されました。私も当時公開されたときに映画館で見ましたが、確かに衝撃的な映画だと思いました。

現在は中国で劇場版が公開されており、TOY STORY4と同時公開でしたが圧倒的に千と千尋の神隠しが話題になって見られているとのことです。ちなみにこの映画はドイツでも見られ居ましたし、DVDが発売されていました。それでは一体この映画は何が魅力なのでしょうか?

今回は皆さんが既に1度は見たことあることを前提に考察していきます。

異世界との境界線がある

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」

川端康成の「雪国」の冒頭はあまりにも有名です。日本人の9割が知っていると言えるでしょう。私は千と千尋の神隠しの最初のシーンはおそらくこのフレーズに着想を得ているのではいかと思います。また、日本では神社でも現実世界と神様の住む世界を分ける風習があります。

これと同様に千と千尋の神隠しではきちんと現実世界と異世界が分かれています。そして、そのつながり目としてこの「トンネル」があります。人は、現実世界の延長線上で起こる不思議なことに対しては「そんなわけない」と思ってしまいますが、この映画のようにメルヘンの世界へ入ってしまえば何が起きても問題ありません。

ストーリーとしてこの最初の部分はとても重要であるように思います。また今回は突然切り替わるというより、日が暮れていって時間と関係しながらこの世界に切り替わるにも日本的な感じがします。

温泉宿が舞台

いやー、温泉宿って最高ですよね。この映画の舞台は「温泉宿、温泉旅館」です。日本人の最高の娯楽のひとつである「温泉」が舞台で、美味しい食べ物もでてきて、それはもうなんというか最高になるにきまってますよね。

テルマエロマエも面白かったですし、温泉のイメージで悪い作品ってそうそうないと思います。

何よりこの温泉宿が素敵なのは、夜に開くことです。夜の温泉ってもう旅館ですし、泊まるしかないじゃないですか。あー楽しい。

音楽が最高

ジブリ作品の音楽は久石譲さんが担当することが多いですが、この作品もそうです。シーンとマッチした楽器の使い方や音楽は映画の世界を更に魅力的にします。

すこし専門的に言うと、中国的な要素が入り乱れているこの映画には、オーケストラで中国的な楽器がところどころに使われています。これも魅力ですよね!

八百万の神々

この世界で出てくる温泉旅館のお客様はみんな神様です。「お客様は神様だ!」というのは日本特有の言葉ですが、まさにこれは本当に神様ですよね。

海外からみると、この色々な神様がいるというのも非常に面白い世界観だろうと思います。主人公の千尋を助ける「ハク」が神様であることもこの映画の魅力のひとつですよね。はくううううううううううう!

まとめ

よんでいる~、むね~のどこかおーくで~!

それではこの作品をみんなで楽しみましょう!笑

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