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初心者のフィレンツェ観光!美術館に無料で入れる日がある!?観光名所から穴場までご紹介!

初心者のフィレンツェ観光!音楽家なら絶対行きたい穴場スポットもご紹介!

Herzlich Willkommen!! どうも、Torayoshi(@moritora810)です。11/4~8までイタリア旅行へ行ってきました!!行程はベルリン→ヴェネチア→フィレンツェ→ローマ(ヴァチカン市国)→ベルリンという旅路でした。その他の旅行場所については下記の記事でまとめているので、気になるところがある方は是非ご覧ください!

今日はイタリアのフィレンツェについてまとめました。

芸術の街フィレンツェ

フィレンツェはヴェネツィアとローマの間、イタリアの中間ぐらいに位置している内陸の土地です。ワインの生産んで有名なトスカーナ州の州都であり、15世紀にルネサンスが開花した街です。

そのルネサンスの発展に大きく貢献したメディチ家ゆかりの観光スポットが数多く残っています。「花の街」や、「天井のない美術館」とも呼ばれることがあり、街全体が美術館のような、本当に美しい街でした。フィレンツェからはピサの斜塔なんかにも約1時間でアクセスすることができます。

また世界的なブランドである「GUCCI」「Salvatore Ferragamo」の発祥地でもあり、その歴史を展示した美術館もあります。市街の中心地区は街全体が世界文化遺産に登録されています。

ポンテ・ヴェッキオ橋

私のブログは音楽系の人が読んでいることが多いと思うのですが、もちろん全ての声楽家が知っているであろうポンテヴェキオ橋へ私も行ってまいりました。

これはプッチーニ作曲のオペラ《ジャンニ・スキッキ》で、ラウレッタが歌うアリア、〈私のお父さん〉(O mio babbino caro)の歌詞中に、「お父様、もしリヌッチョと結婚できないなら、私はポンテ・ヴェッキオ橋の上からアルノ川に身投げします!」と歌うことから、全ての声楽家が知る所以となりました。

ただ、実際に私が橋の上から川をのぞいた感想としては、「え、…これ落ちても死なないよね…。」ということでした。それよりもその美しい川の流れと景色の方が際立っていました。

ウフィッツィ美術館

この美術館はイタリア美術史に残る名画の数々が所蔵されています。「ルネサンス美術館の宝庫」と名高く、ダヴィンチやラファエロなどの作品を一堂に見ることができます。

この美術館には、約4800点の作品が収蔵されており、そのうちの約2500点ほどが常展されています。すべてをじっくり鑑賞するには1週間程度かかるといわれているので、旅行でいくのであればいくつか見たい作品を絞っていったほうがいいのではないかと思います。私が見た作品で有名どころは、

  • 〈プリマベーラ〉ボッティチェリ
  • 〈ヴィーナス誕生〉ボッティチェリ
  • 〈アダムとイブ〉クラナッハ
  • 〈受胎告知〉ダヴィンチ

他にもルターの最も有名な肖像画や、彼が初めて翻訳した聖書、ダヴィンチの絵画とそのデッサンを見ることができました。それだけではなく、かなりの量の彫刻がある美術館で、その多さには度肝を抜かれました。

入場料は通常だと16€程度のようでしたが、なんと私が行った日は月初めの第一日曜日で、トスカーナ州の美術館開放日だったらしく、入場無料で入ることができました。これは偶然だったのですが、もともと行きたかったので凄く得した気持ちになりました。

待ち時間は行列に並んで1時間程度でした。(なんか待たなくて入れるオンライン予約もあるようです。)入場には手荷物検査があるので、いっぺんに人が入れないようになっています。ということで、この美術館は一見の価値ありの絵画があるので、フィレンツェに来たら是非訪れたい美術館です。

フランコ・ゼッフィレッリ美術館

ここはあまり観光案内書にも載っていない美術館です!!私がこの美術館の前を偶然通ったのは何かの縁であろうと思います。おそらく声楽系の人ならこの名前を一度は聞いたことがあると思いますが、ゼッフリレッリはおそらく世界で一番有名だったオペラの演出家です。

私も知らなかったのですが、彼はここフィレンツェの出身なのでした。入場料は10€で、即決で入場を決意しました。そして中に入って本当に感動しました。彼の直筆の美しく幻想的な舞台のデッサン、そして役者の衣装のデッサンを見ることができました。

おそらく彼は画家としてもやっていくことができた(というか画家でもある?)のではないだろうかというぐらい素晴らしい絵でした。そして、私が昔見たボエームやアイーダ、リゴレットやトゥーランドットといった舞台のデッサン!!

そして歌手たちと一緒に仕事をしている写真なんかを見て、「演出家って本来こういう仕事をする人なんだ!美術と音楽を融合させてるやん!」と実感したのです。彼の演出が今も残っていて、再演されたりするのは彼が本物の仕事をしたからだと理解しました。

ボエームの三幕で、雪が降る中、ミミが一人で立っているデッサンなんてもう鳥肌ものでした。日本語ではこの美術館の情報は殆ど出てきませんが、フィレンツェへ来る音楽家の方には是非お勧めしたい美術館です!ホームページと地図はこちらから!

ドゥオーモ

フィレンツェの観光の中心地はドゥオモ(聖堂)です。ほぼすべての観光客が訪れます。中央駅からサンタ・マリア・ノブェッラ教会前の広場を通り、ドゥオモへ向かう通りにはメディチ家繁栄の歴史を十分に感じながら歩くことができます。

ドゥオモはもちろん内部に入ることができて、聖堂内の天井画にはフレスコ画で「最後の審判」が描かれています。ただ、日曜日は午前中と夕方からミサが行われているので、その時間は入ることが(もちろんミサに参加したければ入ることができますが)できません。

他にも、市街を一望できるクーポラへは8€で登ることができます。また隣接するサン・ジョヴァンニ礼拝堂も素晴らしい建築で、ダンテをはじめとする様々な人が洗礼を受けた由緒ある場所だそうです。

ダビデ像

その後、私は近くにあるアカデミア美術館へ出向き、ミケランジェロの彫刻「ダヴィデ像」を見に行きました。人体を知り尽くしたミケランジェロが骨格や筋肉、血管をリアルに再現したと言われています。

私の見た感想は「でかっ!」でした。想像している5倍は大きいです。ここも美術館開放デーで無料で入場することができましたが、普通に入ると6.5€のようです。

美術館の休館日は月曜日なところが多いようなので、よく調べてから行くことをお勧めします。とにかくそんなイイ男を鑑賞して素晴らしいフィレンツェの旅を終えたのでした。最後にフィレンツェを12枚の写真でまとめたので、是非ご覧ください~!!それではまた次回!!Bis Bald~!!

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