ドイツへの海外留学でうつ病になる原因は?帰国するべき?

2019年5月22日

ドイツへの海外留学でうつ病になる原因は?帰国するべき?

Willkommen!! どうも、Torayoshi(@moritora810)です。今日は海外留学と鬱について少し考察したいと思います。実際に私はドイツで半年間鬱病になっていた期間があります。それについては文末に関連記事をリンクしているので、興味のある方はごらんください!


留学でストレスになる様々な要因を分析していく

ということで鬱のときにGoogleで調べたら、留学中うつになる人って結構いるみたいです。来てみて分かりましたが確かに理解出来ます。

まず環境や習慣が違いすぎるので、それが精神に破綻をもたります。私の場合は人間関係だったのですが、他にもストレスは沢山ありました。まずは周辺環境として、生活の中でどういう原因があるのかみていきましょう。

食文化の違い

まずは食事です。留学して最初の一週間ぐらいは物新しくてなんでも美味しく感じていましたが、パンとか飽きるんですよね。そりゃ26年間お米ばっかり食べてたわけですから、いきなり毎日パンとかジャガイモっていうのはきついわけです。ちなみにうちの家庭は和食中心で殆どパンを食べる習慣が無かったので、それも影響していると思います。

しかも!!!私は初めフランクフルトにホームステイしました。なんとそのホームステイ先は朝と夕食が込みのプランだったので、3ヶ月間半、朝はパン、夜は基本ジャガイモというヨーロッパの食事(?)を体験したわけです。いやー、苦しかった。他にも同じように音楽留学をした人でヨーロッパの食事が全く合わなくて留学を完全に辞めたという話も聞いたことがあります。

言語の壁

次に言語です。やっぱり全く知らない言語が自分の周りを飛び交っていると人間は不安になるんだろうと思います。とにかく最初は全てがストレスでした。なんて言ってるか分からないし(今も分からないんですが・・・汗)

何かするにも言葉が不自由だから人に尋ねたりもなかなか出来ないんですよね。ということで誰でも経験するだろうと思いますが、言語の壁というものは確かにあります。でも頑張って勉強すれば話せるようになります。ここ重要です。

色んなブログとかで、「住んでたらなんとかなるとか」「行けば話せるようになる」とかいう神話がありますが、「勉強しないと話せるようにならない」と私は思います。後はもう、間違えてもいいから積極的に話すということが大事だろうと思います。ドイツで会った日本人でドイツ語が全然話せない人を何人か見てきましたが、話を聞くと勉強してないんですよね。そりゃ無理ですよね。

生活環境の違い

そして生活環境!!私が一番ストレスだったので路上生活者でした。日本だと路上生活者ってあまり見えないじゃないですか。東京の人からすると想像しにくいかもしれませんが、日本の地方、特に田舎とか路上生活者って実は殆ど皆無なんですよね。そんなわけで、行く先々でそういう人たちを見てダメージを受けていました。

特に路上生活者の中には「プロの乞食」みたいな人たちもいて、道行く人にどんどん話しかけてお金を要求したりすることもよくあります。とはいっても私もそんな裕福なわけではないですから、そこにお金を費やしていたら破産します。

それでもやはりそういう人たちを何度も何度も無視するということで私の心は少しずつ傷ついていたわけです。偽善だと言われたらそれまでかもしれませんが、それは体験してみないと分からないことだろうと思います。母親ぐらいの年齢の女性が寒い冬にボロボロの服を着て「50セントください」と言ってくるのは、日本では経験できない衝撃でした。まぁ何にしてもそれはとてもストレスになっていました。

理想と現実の乖離

ドイツへ飛ぶ前は理想がありますよね。ヨーロッパで生活したことのない私は、特に音楽面についてめちゃくちゃ理想を持っているわけです。

「きっとヨーロッパは街中にクラシック音楽が溢れていて、ファンも沢山いて、日本と違って仕事も沢山あるんじゃないか・・・!」と。しかしまぁご想像の通り、現実は厳しいわけでして、どの劇場もお金はないし、しかもマイナーな音楽であるクラシック音楽業界は縮小傾向にあるわけです。

そのくせにやりたい人は多い。そしてやっぱり演奏もピンキリで素敵な演奏会もあればそうでないものもあるのです。

そんなわけで、理想を持ってドイツへ来た私はだんだん周りが見えてくるとそのギャップにダメージを受けるのでした。

まぁこれは単純に考が甘いからと言われたらそれだけなので、当てはまらない人も沢山いると思います。ひとつ言えるとすれば、「世界のどこででも生きるって大変なんだよ!」ということです。

みんな頑張って生きているので、外国で生きてるから凄いとか偉いとかそういうのはないと思います。海外至上主義も結構ですけど、どこにでも良いところがあれば悪いところもあります。

何が自分に合っているかという問題なだけであって、どっちの環境が絶対に正しいとかないです。その人にとって素敵な場所であればそれがその人の生きる道であり正しい場所だと思います。ただ、何かしら違和感を感じているのであればその場所は違うのかもしれません。

天候と鬱の関係

私が渡独したのはちょうど冬でした。おそらくそれはとても関係のあることだと思います。ドイツの冬って長くてマジで寒いんですよね。そうすると外に出たくなくなります。

その結果どうなるのかというと、運動不足で家に籠もりがち・・・。日照時間が少ない地域ほど自殺者が多いというデータがありますが、私はそれと鬱は関係しているのではないかと思います。(日本だと秋田県は日照時間が一番少なくて自殺者が一番多い。)

そして外に出ないと色々考えてしまうんですね。体が使えない分考える時間が増えるわけです。考えすぎるというのはとても危険なことだと思います。ということで寒い国に来る人はお気をつけください。

人間関係

私が鬱になった最大の要因はこれでした。上記の様々なストレスの要因がありますが、結局人間は人間関係から最も影響を受けます。経済的な状態に関わらず、人間関係が良好な人は健康寿命が長いという研究データもあるそうです。私が鬱になった詳しい話は下の記事でまとめています。

どうやって治療したか

私は4月の頭に日本に一時帰国しました。そのとき親や恩師の先生、友人なんかと話す機会を得たわけです。そして上記のことについて色々悩みを打ち明けました。おそらくこれがある程度の回復に繋がったのだろうと思います。

鬱の時って自分の状況をうまく把握することが出来なくなっていますおそらくそれは思考しようとしてもできない、思考するための栄養が欠乏しているような状態で、思考が狭まっているんですよね。

ということで留学したら鬱になった話でしたが、なにも「留学は鬱になる危険があるから辞めろ」と言っているわけではありません。ただ、色々大変なことやストレスなことがあるということを予め理解・予測することで、自分の身にそれが降りかかってきたとき、ストレスに対して冷静に・客観的に向き合うことができると思うわけです。

私はこうやってはじめてこの種のストレスを経験したことによって、おそらく類似のストレスには対処できるだろうと思います。つまりストレスへの耐性が備わったということです。

ということで留学は大変なこともありますが、それ以上に学ぶことの方が多いのでもちろんお勧めしています!!でも、やばくなったならすぐ逃げてください!帰国するのもオススメですよ!「逃げるは恥だが役に立つ!」(←見てないけど。)それではまた次回!!Bis Bald~!!

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