ベーシックインカムとは?日本での可能性は?メリットとデメリットを解説!貧困が生み出すもの。

2019年8月1日

ベーシックインカムとは?日本での可能性は?メリットとデメリットを解説!貧困が生み出すもの。

Willkommen!! どうも、Torayoshi(@moritora810)です。今日は今話題になっているベーシックインカムの話をしたいんです。というのも、私が最近見たTED動画にベーシックインカムについての素晴らしいプレゼンがありました。

この動画を見れば私がベーシックインカムとな何かについて色々書く必要はないのですがが、ベーシックインカムはWikipediaによると以下のような内容です。

ベーシックインカムとは、国民の最低限度の生活を保障するため、国民一人一人に現金を給付するという政策構想。生存権保証のための現金給付政策は、生活保護や失業保険の一部扶助、医療扶助、子育て養育給付などのかたちですでに多くの国で実施されているが、ベーシックインカムでは、これら個別対策的な保証ではなく包括的な国民生活の最低限度の収入(ベーシック・インカム)を補償することを目的とする。

簡単に説明してしまえば、ベーシックインカムは「全員に与えられる生活保護」みたいなイメージです。しかし、ただ単にお金を配ることが目的ではなくて、基本的に重要なことは「貧困をなくす」ということです。

そんなことして財源はどうするの?とかメリットはあるの?という色々な話があると思います。しかし、まずその前に大前提「貧困」についての議論から取り扱います。

ただ私の結論を先に述べると、貧困が増えてきている日本でこそ、こういった制度が検討されるべきだと思います。

貧困をなくす必要があるのか?

この動画の中にも出てきますが、「貧困な人は自業自得であって、愚かな行動をしてきた結果にそうなった」という主張。そして、「頭が悪いからそうなるのだ」という主張。そういった主張は動画の中で否定されています。

いうのも、「貧困状況にある人間は知能指数が低下する」という結果がでているからです。貧困とは「なんらかの欠如状態である」とも言っています。色々なものが欠如しているとき、人間は目の前にあることしか考えることができずに、先を見通した合理的な判断力が鈍ってしまうのです。空腹時に食事のことしか考えられない」「明日テストやプレゼンテーションがあるときはそのことしか考られない」といった、思考の幅が狭くなった状態です。

つまり、貧困はそういった状況が絶えず続くことによって将来をより良くするために行動するということが不可能になっているのです。それがタイトルにも出ている「貧困は人格の欠如ではなく金銭の欠乏である」という内容です。

これは非常に大事な部分ではないかと思います。そして貧困は社会にとって不利益であることを理解しなければなりません。貧困な人ほど犯罪率が高いのは、先ほど説明したような状態に陥り、将来を見通して合理的に判断する能力が落ちているからです。

もちろん貧困は子どもの学力に大きな影響を与えます。それは長い目でみたときに、社会にとってめちゃくちゃ不利益ですし、子どもが苦労する社会って不健全すぎるでしょう。さて、ということで貧困は人類の敵であることが分かりました。そしてその解決方法がなぜベーシックインカム(所得保障)になるのでしょうか?

カナダで行われたベーシックインカムの実験

動画の中に出てくるように、1974年に行われたベーシックインカムの実験です。

4年間順調に実験が進み、データが揃った頃に新政権が発足、データは検証されることなくお蔵入りになってしまいました。しかしその後、あるカナダ人の研究者がデータを掘り起こして3年間研究した結果、どう検証しても大成功だったという結果がでた話です。

子どもの学力は向上し、病院に通う人も明らかに減りました。家庭内暴力も減り、精神病を訴える人も減りました。そして仕事を辞める人も居なかったのです。出産や学業で仕事をしなくなる人はいましたが、それは自然な現象であるといえます。

もう何が言いたいのか分かるだろうと思います。「ベーシックインカム導入しない理由なくないですか??」

動画に出てくるある調査では、自分の仕事が好きな人はわずか17%に留まると言います。好きでもない仕事をして、どうでもいいものを買うという生活は人間の幸福とは結びつかないものです。ベーシックインカムで最低限の生活が保障されていれば、人は自由に挑戦することができます。

自分が好きなことについて、才能を発揮させることが可能になるのです。好きでもない仕事をしている人が相当数存在するであろう日本にこそ、このシステムが必要なのではと考えるわけです。

今回カナダで行われたベーシックインカムの実験におけるメリットをまとめると以下のような内容になります。

  • 子どもの学力が平均して向上する。
  • 病院に通う人が減る。
  • 家庭内暴力が減る。
  • 精神病を訴える人減少。
  • 出産や学業以外で仕事を辞める人もいなかった。

大きくまとめると、「貧困」が解消されるとその他の多くの物事が解決へ向かいます。経済的な余裕は心の余裕を生み、心の余裕は新しく豊かな仕事を生み出すからです。

経費の問題(デメリット)

ベーシックインカムにも、もちろんデメリットはあります。それは経費の問題です。しかし、心配しなくても大丈夫です。この動画にもちゃんと出てきますが、我々が思っている以上に経費は安くすみます。

すでに貧困対策で経費がさかれている分野に加えて、例えば教育の質をあげようだとか、病院にかかる人を減らそうだとか、そういったところにかかっている費用も包括することができるからです。ベーシックインカムは社会問題を包括的に解決できる手段なのです。

日本ほどの経済国であれば、間違いなく実施することができるでしょう。小さいに町からでいいので実験がはじまることを望みます。

ということでとにかくこの動画は一見の価値があります。おそらく私が40~50歳ぐらいの頃には多くの国がこの制度を採用していることでしょう。

日本をはじめ、各国が軍事費に莫大な税金を注ぐぐらいだったらこの制度を導入すべきなのです。世界中で最低限の生活が権利である時代が近づいています。それは人類が新しいステージに進むときなのでしょう。それではまた次回!!Bis Bald~!!

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