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ドイツに留学して半年間うつ病だったけど復活した話〈完全実話〉【前編】

ドイツに留学して半年間うつ病だったけど復活した話〈完全実話〉

Willkommen!! どうも、Torayoshi(@moritora810)です。やっとこの内容のブログを更新します。

前々から私の動向をチェックしていた人はご存じかもしれませんが、私は留学している2017年の2月~8月中旬頃までの半年間うつ病みたいになっていました。今回はそんなときのお話です!

正確に言うと鬱病というより、「ネガティヴ思考になっていた」というのが正しいのだと思います。というかそれが鬱病なのでしょうが、とにかくそういう状態でした。こうなったのは、自分自身の性格に起因するということもあります。

兎にも角にも、「何故そうなったのか」そして、「どうやって回復したのか」その経緯をまとめておこうと思います。

音楽留学に来て鬱になったの巻

私が鬱だった期間は、2017年2~8月の中旬です。私が鬱になったのはベルリンに引っ越してきてからです。

まず留学の経緯について触れておくと、私は2016年の10月末からフランクフルト・アム・マインに留学しました。

それは語学留学といえると思いますが、語学学校の授業3ヶ月パック+ホストファミリーの元で下宿というセットを申し込みました。

このフランクフルト時代について説明すると、「はじめての外国」「慣れない習慣、食事」「ドイツ語が話せなくてホストファミリーとコミュニケーションが取れない」といったストレスはあったものの、基本的には毎日語学学校へ通い、日々楽しく勉強していました。

授業が休みの年末年始にはベルリンやハンブルク、ケルンやボンへと旅行したり、フランクフルトで語学学校の友達とパーティーしたりしてました。

その頃語学学校で知り合った友人とは未だにコンタクトがあります。一時帰国中にその中の友人が日本へ新婚旅行に来ていたので東京を観光案内したりご飯食べたりしました。

ということで、この時期に重要なポイントは「ストレスはあったものの、それは環境からくるもので、基本的な人間関係は良好であった」ということです。

そんなわけで、フランクフルトは基本的に良い思い出です。

ベルリンに来て鬱になった

それではベルリンへ来てからはどうなったのでしょうか。私はベルリンではある日本人の方とWGをしました。

WGとはキッチンやバス、トイレを共同で使い、部屋はそれぞれ別に使うというものです。いわゆるフラットシェアです。

まず、「どうしてベルリンへ引っ越したのか?」という理由から説明すると、12月にベルリンで日独合唱団の演奏会にエキストラで出演しました。

そのときベルリンを観光して、「あぁ、ベルリンの方がフランクフルトより芸術が盛んだなぁ。」と感じたため、語学学校の契約が終わる2月の頭にベルリンへ引っ越そうと決心したのです。

ベルリンでは知り合いの日本人の家でWG

そうこうして家を探していたとき、その日本人の方のアパートの部屋が空いているという話になり、そこへ引っ越す運びとなりました。

実はその家が見つかるまで、正直に言うとベルリンへの引っ越しを諦めかけていました。

というのも、ベルリンの住宅事情は厳しく、なかなか家がみつからないのが実状なのです。なので、やっと見つかったと思い、良くお互いを知らずにそこへ入居することを決めました。

次に引っ越してからの状況について説明すると、私は2月にベルリンに引っ越してきましたが、3月末から2週間ほど演奏会の出演の為に日本への一時帰国を控えていました。

可能であればベルリン引っ越し後すぐに、語学学校を続けて申し込もうと考えていましたが、どうしてもこの一時帰国によって行けない期間があることや、引っ越しをしてきてすぐに風邪を引いてしまったため、結局見送ることにしました。

人に会っているときは元気だった

この一時帰国中、私の症状はある程度回復、緩和されたのですが、完全には復活できませんでした。

人に会っているときは割と元気なのですが、そうでないときはどうにもこうにも元気がでませんでした。

今振り返ってみても、演奏も含め、色々なことについて後ろ向きで消極的であったように思います。

そしてその後、ドイツへ戻ってから症状は更に悪化の一途を辿りました。

それでは一体何が原因だったのでしょうか?次の章では、私の性格についてまとめてみたいと思います。

鬱になった原因は何か?

まず何が起きたか説明する前に、私の性格を理解する必要があります。

というのも、他の人が同じ経験をしたとしても、同様に鬱になる人もいれば、全くそうならない人もいるからです。

ですので、私が鬱になってしまったのは私の性格に問題があったと言えばそれまでなのですが、結局それについてはどうすることもできません。

誰しもが、個々の感性や性格を持っているのは自明のことで、それを、「鬱にならないように変えるべきだった」というのは意味が無い議論だからです。

しかし、もし鬱になった原因をどこかに求める必要があるのであれば、私の性格にも原因があったと部分的には認めることができるでしょう。

留学中に鬱になった原因は複合的な理由

しかし、何かの結果(今回は鬱になったこと)についての原因というのは、ほぼ100%が複合的な理由や周辺環境から派生しているので、原因が単に私にだけ起因するということを言うのは難しいだろうと思います。

ですので、それは同時に自分以外の人(物、出来事)だけに原因があったと結論付けるのも難しいことを意味しています。

私は、きっと以前の同居人もこの記事を読むであろうと推測しているのでしっかりと明記しておきたいのですが、私が鬱になった原因がその同居人にだけ起因していといった認識は全くありません。

結果としてうまくいかなかっただけであって、それは性格の不一致だけではなく、様々なシチュエーションやタイミングといった要素が複雑に重なっているからです。

私の性格についての考察

それではこの章の本題ですが、私はどんな人間でどんな性格をしているのでしょうか?

長い付き合いの人なら分かると思いますが、基本的に私は非常にポジティブな人間です。

びっくりするぐらい本当にスーパーポジティブです。そして知的好奇心も旺盛であると思います。

何でもできると思っていますし、何でも知りたいと思っています。

何かものごとについて知りたいと思うときには、その構造や仕組み、なぜそれが必要なのか、どういった経緯でそれが存在するに至ったのか、ということが気になります。

鬱とは縁が遠い人間でも鬱になる

何かについて知りたいときには、その人の歴史や背景、何故そう考えるのか、何故そういう道を選んだのか、その仕事(専門)のどういったところが楽しいのか、難しいのか、特殊なのか、とにかくそういったことが気になります。

また、もうひとつ私の性格で重要なポイントは、人からの影響を非常に受けやすいことです。

基本的な核は割と強く持っているのですが、何だかんだで、人から言われたことはとりあえず1回吸収していまいます。(そんな私は九州人。)それはその内容が良いか悪いかに関係ありません。

そして今回その性格は、残念ながら悪い方向へ作用しました。

何故今までその機能が悪い方向へ働かなかったのかというと、私の周りには常に信頼できる人たちがいたからです。

佐賀の時代には家族が、東京や鹿児島の時代には恋人や友人がいました。そのときは家族、あるいは恋人・友人を通して、あるいは鏡として、自分が取り込み吸収した知識の善し悪しを判断し、有益な物は保存、悪いものはゴミ箱へと移動していたのです。

さて、そんなことで前半はこのくらいにして、次回【後編】では、そんな私の身に何があったのか、そしてどうやって回復したのか、核心部分について書きたいと思います。

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