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ベルリンの壁を見て考えたこと【自分の中にある心の壁】

どうもTorayoshi(@moritora810)です!若気の至りで前のライブドアブログを消してしまいました。(笑)なのでまた初めから書きたいと思います! というわけで、前にも書いていましたが昨年の12月にベルリンの壁(Berliner Mauer)を見に行きましたのでそのときのお話です!


ベルリンの壁をみて考えたこと

ベルリンに来たら必ず訪れたい観光名所の一つがベルリンの壁です。ベルリンの壁はドイツを東西に分割するため、1961年、西ベルリン周囲を取り囲むように建設された壁です。ベルリンの壁はドイツ分断と東西冷戦の象徴でした。

そして1989年の秋に東ドイツ国内の混乱の中、11月9日に東ドイツ政府の不用意な発表から、その日の夜に壁の前に多くの東ベルリン市民が押しかけて国境検問所のゲートが開きました。いわゆるベルリンの壁崩壊です。まず見た感想から言うと、本当に感動的でした。壁はドイツ分断の歴史を物語りつつ、強いメッセージを放っていました。

それもそのはず!壁には1.3キロにも渡って色々な国の芸術家が絵を描いています。ほとんどの絵のテーマは、「戦争」と「平和」に関するものでした。ピカソのような絵や毒ガスのホロコーストを連想させるような絵、何故か日本がモチーフの絵。

私はその中でもある1枚の絵にとてもショックを受けました。そこには真っ黄色の背面に黒い1人の女性の絵姿。そこにはこう書いてありました。How's God?(神はどのようですか?) She's Black. (彼女は黒人です。)

私はこの絵を見て本当にショックでした。もちろんキリスト教社会においての回答は、He's White.(彼は白人です。)というのが正解なわけです。(旧約聖書では神は自分に似せて人間を創造したとされるから。)そうです。

私はそのとき、自分が持っている常識と思っているような知識というものが知らず知らずのうちに偏見を生み出しているということに気付いたのです。残念ながらその絵の写真は撮っていませんので、気になる方は是非現地へ行ってみてください!


何を隔てているのか

一般的に「壁」は何かを隔てるシンボルです。物理的なところで言うとベルリンの壁のように国と国を隔てたりします。ただ私は、「一番やっかいなのは心の壁である」と、あの絵を見たときに感じました。

私たちは子どもの頃、特に壁を持っていません。もしあっても、それはすぐ飛び越えたり壊したりすることができる壁でした。しかし私たちは成長するにつれて、人種や宗教、言語や貧富の差、勉強が出来るとか出来ないとか・・・etc. 

世界のことを理解するためにではありますが、そういったものを通して物事の差別化を図り、知らず知らずのうちに壁を作っていきます。それがつまり、あの絵を見たときに私が持っている偏った知識によって、そういった衝撃を生んだのです。知識は賞賛されるべきであるとは思いますが、本当に正しい知識(全知全能みたいなの)というのはこの世の中に存在しないんじゃないかと思います。

なぜなら、情報はその人の生きている社会や環境、価値観によって取捨選択されるため、全てが入ってくるなんてことはまずありません。私たちが持っている知識と、例えばアマゾンの奥地で暮らしている人が持っている知識、どちらかに優劣があるなんて語ることはできません。

ということは、、そういった壁は積極的に自分から壊すべきだ!!ということじゃないでしょうか。壁がある人と話していても退屈ですし、そこから先には何の発展もありません。ということで、トランプさんが壁を作ろうとしているところ悪いんですが、これだけは言わせてください!「壁は壊してなんぼ!」皆さんも自分の壁を壊して進化していきましょう!

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