大学院修了後、ドイツ音楽留学を決めた理由
※この記事はブログ管理人であるTorayoshiのドイツへ至るまでの経緯を綴ったドキュメンタリーです!
【院修了~佐賀編】

ちなみに演奏会を抱えていたというのは、勝手に自分で企画したものでした。佐賀に戻ってきた私は、「今まで勉強してきた成果を発表したい!」と考えました。そこで無謀にも短期間で2つのソロリサイタルを自主企画します。(それと平行して東京や鹿児島でも演奏会に参加していました。)しかし!!!これは今振り返ってみると、これは少し無謀な挑戦でした。私は「ひとりでできる!」と思い、裏方的なことまでひとりでやろうとしていました。その結果、キャパオオーバーでいっぱいいっぱいということになりました。(ごめんなさい・・・)ただ、実際に経験してみて、演奏会に必要なことについての視野が広がったと感じています。(自分が演奏をするときは演奏だけに集中できる環境を作りましょう!)また、コンサートを1人でやるということの意味も知ることができました。例えばオペラやコンサートのソリストであれば、演奏会の質や責任はある程度分散されています。しかしソロで演奏会をして、お客さんが満足出来なければそれは完全に、その人の責任です。そういう意味でもソロでやってる人たちは本当に凄いなぁと実感しました。さぁそんな演奏会ラッシュを終えた私は、いよいよドイツへと旅立ちます。私はフランクフルトの語学学校とホームステイ先をセットで申し込みました。(ドイツでの住居や語学学校の申し込み方法についてはまた別の機会に触れたいと思います。)そしてついに10月22日!!私は福岡空港からドイツへ向けて旅立つのでした。(ドキドキ・・・
)
【心の歴史編】
私がドイツへ行くことを決めたのは大学院2年生の頃です。この頃、ドイツへ目を向ける出来事が2つありました。
- 鹿児島にいた友達がドイツへ行った…鹿児島で一緒に勉強していた友達がドイツへ旅立ちました。それでも月に1度ぐらいはコンタクトがあったので、 現地の話を聞いているうちにやはり自分も行ってみたいという気持ちが芽生えました。
- 国際コンクールに出場した…この年Neue Stimmenという規模の大きな国際コンクールのアジア予選が日本でも行われ、私も無謀ながら挑戦しました。関連:ベルリンで声楽のコンクール、Neue Stimmenを受けてきました。
