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ベルリンフィルでアンドラーシュ・シフのピアノリサイタル聴いてきました【体験談】

ベルリンフィルでアンドラーシュ・シフのピアノリサイタル聴いてきました【体験談】

Herzlich Willkommen!! どうも、Torayoshi(@moritora810)です。今日はベルリンでのリサイタルレビューです!!

かっこええええええ。ロビーも良い感じの雰囲気。おしゃれな人々がワインを飲んで談笑しています。そんなわけで、昨日ついにベルリンフィルの本拠地であるフィルハーモニーに潜入してきました。

私は現在フィルハーモニーから見て左下のあたりに住んでいるので、S+U Zoologischergartenという大きな駅まで出て、そこから200番のバス(via Potsdamerplatz)に乗って行きました。6駅、15分ほどで到着します。

なんだかんだでまだ来たことがなかったフィルハーモニー!!黄金に輝いている!!とはいっても昨日行ったのは"Kammermusiksaal"(いわゆる小ホール)なのでベルリンフィルがいつも演奏してるとこではないです。でもおそらく小さいだけで作りは殆ど同じだろうと思います。

András Schiffピアノリサイタル

ということでこの日は、ピアニストのAndras Schiffのピアノリサイタルでした。御年64歳。バッハ演奏の第一人者としても超有名です。

もう、言わずと知れたピアノ界の大巨匠です。プログラムは前半がバッハ(カプリッチョ)とショスタコーヴィチ(なんかソナタ)、後半がヤナーチェック(ソナタ?)とシューマン(ファンタジー)でした。私はピアノは好きなだけで格別弾けるわけでもないので何を言ってもあれなんですが、少しだけ感想を述べるとシフのピアノはとてもクリアでコントロールされていてとても色彩豊かでした。

ただ、その中でも何が1番際立っていたのかはすぐに分かりました。それは・・「愛!」です。(哀~♪ふるえる哀~♪)音への慈しみ方が半端じゃない。そして、明らかに楽しんでる。シューマンのファンタジーは本当に最高でした。

歌い手にはなじみ深いシューマンの「女の愛と生涯」とかベートーヴェンの「遙かなる恋人に寄す」のメロディが出てきます。(涙腺が・・・こういうこと言うと「こいつアホか」と思われるかもしれませんが、シューマンのファンタージーの中でなんか左手がアルペジオになってるところ(結構あとのほう)で”愛情の深い海”みたいなのを見ました。

そこを聴いてるときに頭のなかに音楽を表現する言葉が出てきたのははじめてのことだったので自分でも驚きましたが、あれはホントにそうでしたし、なんか見ちゃいました。ということで!!!シフは偉大だった!!!今日分かったんですが奥さんは日本人らしく、日本でもよく演奏会してるようなので、もし機会があったら是非聴きに行ってみてください!!きっと素敵な体験ができると思います。それではまた次回!Bis Bald~!!

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