【喉声と息漏れ声!歌に最適な声の芯と息のバランス】ボイトレ,発声

2019年5月17日

【喉声と息漏れ声!歌に最適な声の芯と息のバランス】ボイトレ

Herzlich Willkommen!!どうも、Torayoshi(@moritora810)ことボイストレーナーの森善虎です。今回は喉声、あるいは地声と呼ばれる声と息漏れ声について、そのバランスについてお話をしていきたいと思います!

これは歌を勉強する上でとても大切な考え方なので、是非理解したい内容です!それではいってみましょう!

声の芯と息のバランス

私のレッスンを受けたことのある方には必ずお話しているのが声と空気のバランスについてです。私はこの説明をするときに、声というものはイメージとし声の芯の周りに筒状の空気がくっついている(まとわっている)と考えて貰っています。ここで私が言う声のバランスとは、

  • 「声の芯が多い声」(声ばかりの声)
  • 「空気が多い声」(ささやき声や息漏れした声)

です。まず「声の芯が多い声」について説明すると、これはいわゆる「ダミ声」と言われるものであったり、あるいは「赤ちゃんの泣き声」や「カラスの泣き声」といったように、声ばかりの声です。サイレンの様な声もこちらに分別されますし、いわゆる「地声をそのまま歌声に持ってきている声」もこの芯の多い声、声ばかりの声になってしまうことが多いように感じます。

そういった解釈から「声の芯の多い声」の反対側にある「息の多い声」について考えると、これは「声帯が閉じ切っていない息漏れした声」、あるいは「ウィスパーのような囁き声」になりますが、これはこれで問題です。

しかしここで理解しておくべき重要なポイントは、2つを比較したときに、声帯への負担やリスクを考えれば、「息が多い声」の方が喉にとって安全であるということです。息漏れした声は疲れませんが、声ばかりの声は長い時間出すことは難しいですし、喉に負担がかかってしまいます。

ただどちらも極端なもの。例えば、喉声も息漏れ声も歌に使うことはできません。

喉は消耗するという考え方

歌を勉強する人にとって大切な考え方のひとつに、「喉は消耗する」というものがあります。例えば、ピアノやギターといった楽器というのは音をどれだけだしても楽器が疲れるということはありません。(多少劣化はしますが。)

それに対して、喉や声帯というものは声を出せば出すほど疲れます。そしてその回復には食事と睡眠が必要です。朝起きて、喉があったまってから夜にかけて、喉のライフポイントは下り坂です。ですので、声というものがそういう性質を持っているということについてよく理解する必要があります。そうでなければ、歌は勉強を進めることが難しくなります。

どういった声と息のバランスで歌うのか?

さて、それではどういった声と息のバランスで歌うのが良いのでしょうか?最初に述べた通り、息漏れした声で歌いたくありません。逆に喉声と呼ばれる状態でも歌いたくありません。

それでは一体どういう声が良いのかと言えば、最もニュートラルな声と息のバランスの理想は、「声帯が出来るだけ小さく、完全に合わさった状態で息が多い声」(声に芯はあるが息が多い状態の声)です。

これは語弊が無いようにできるだけ詳しく説明したいのですが、まず喉を小さく使うと言っても「喉は完全に閉鎖しなければなりません。」そしてそれには、「喉の筋肉を使わなければなりません。」これは「喉声で歌う」とか「喉で歌う」ということとは全く違います。イメージとしては喉を引っ張るという感じの力が必要です。

もう少し体験談的なお話をすると、「声ばかりの声」いわゆる「喉声」は誰でも出すことが可能です。なぜなら、声帯に負荷(圧力)をかけてそこに息を流せばそれで出るからです。それに比べて、声帯を最小限に小さく合わせて、そこに息を流すことで声量を増やしていくやり方は訓練が必要です。これはやはりトレーニングによって達成されます。




まとめ

今回の内容は少し抽象度が高く、難しい内容かと思います。実際にマンツーマンだと具体的に声を出しながら説明できるのでより簡単なのですが、言葉だけで説明するのには限界があるように思います。

しかし、この「喉声でもなく息漏れ声でもない声で歌う」ということが歌においての必須条件のひとつなので、是非勉強してみてください!それではまた次回!

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